本記事はオーディオの買取専門店「オーディオ買取屋」(業界40年・店主が直接査定/査定料・出張料無料)が監修しています。
この記事のまとめ(結論)
Lo-D(ローディ)は日立製作所のオーディオブランドで、スピーカー HS-500、パワーアンプ HMA-9500/9500MkII が代表的な名機です。1980年代半ば以降は縮小し、新製品の自社開発は1990年のDAT-88を最後に終了。2019年にはカタログからオーディオが消えました。中古市場では単品のスピーカー・アンプに今も需要があり、当店では HMA-9500MkII を参考買取額67,450円(目安)でお引き取りした事例があります。型番と状態をお知らせいただければ、参考買取額(応相談)をご案内します。
- 名機は HS-500・HS-400・HS-10000(スピーカー)、HMA-9500/MkII(パワーアンプ)、D-4500(3ヘッド化のコンビネーションヘッドを世界初採用)
- 単品のhi-fi機は対象。後年のシステムコンポ・ラジカセは当店では買取対象外
- 査定は一級陸上無線技術士の店主が担当(古物商許可 第481321600012号)。査定料・出張料無料(キャンセル時は宅配の往復送料をご負担)
査定無料 / 出張料無料 / 宅配は全国対応
こんにちは。「オーディオ買取屋」店主の草間です。「日立のローディというスピーカーがあるのですが、値打ちはありますか」「長岡鉄男さんの本で知って買ったアンプを手放したい」。Lo-Dについては、こうしたご相談を長野県内外からいただきます。
私は電機通信会社で無線通信機を扱う技術者として働き、一級陸上無線技術士の資格を取りました。パワーMOS FETや低歪設計といったLo-Dの技術は、回路を扱ってきた者として今読んでも筋の通ったものだと感じます。
型番がわかれば、その場でおおよその買取額をお伝えできます
業界40年・一級陸上無線技術士の店主が直接お応えします。査定料・出張料は無料、ご相談だけでも構いません。
📞お電話でご相談(通話料無料)0120-702-708受付 平日9:00〜17:00 時間外のお電話もつながることがありますこの記事では、Lo-Dというブランドの成り立ちと現在、名機と呼ばれる機種の一覧、そして当店での参考買取額(応相談)の考え方を整理します。古物商許可(長野県公安委員会 第481321600012号)を持つ買取専門店として、事実にもとづいて書きます。
Lo-D(ローディ)とは?日立のブランドは今もある?
結論から申し上げます。Lo-Dは日立製作所のオーディオブランドで、名前の由来は「Low Distortion(低歪)」です。1960年代後半に単品オーディオのブランドとして始まり、1980年代半ば以降は縮小、新製品の自社開発は1990年のDAT-88を最後に終了しました。その後もCDプレーヤーやコンポの販売は続きましたが、2019年には日立の総合カタログからオーディオのページが無くなり、公式発表のないままブランドは事実上終了しています。商標は日立グローバルライフソリューションズが保持していますが、新しいオーディオ製品は出ていません。
つまり、お手元のLo-D機は「もう新品では手に入らない機材」です。特にスピーカーとパワーアンプは、当時の技術志向がそのまま残っている単品機として、今も探している方がいらっしゃいます。
Lo-Dの名機はどれ?スピーカー・アンプ・デッキの代表機一覧
査定の現場でご相談の多い機種を、発売年と当時の定価とともにまとめました(出典:オーディオの足跡ほかのカタログ資料)。
| 型番 | 種類 | 発売年(当時の定価) | 特徴・査定での見方 |
|---|---|---|---|
| HS-500 | 2ウェイ・ブックシェルフ | 1968〜69年(資料により異なる。1969年当時 1台65,000円) | ギャザードエッジ初搭載の代表作。ウーファーのエッジと外装の状態が要点 |
| HS-400 | 2ウェイ・密閉型 | 1975年(1台69,000円) | ウーファー・ツイーターとも金属振動板(ツイーターはチタン)。振動板のへこみの有無を確認 |
| HS-10000 | 5ウェイ平面型・パッシブラジエーター方式・フロア型 | 1978年(1台1,800,000円・受注生産) | 希少機。個別にご相談 |
| HMA-9500 | ステレオパワーアンプ | 1977年(230,000円) | パワーMOS FETを採用した最初のステレオパワーアンプ |
| HMA-9500MkII | ステレオパワーアンプ | 1982年(270,000円) | 長岡鉄男氏がリファレンスとして愛用。中古市場で人気が続く |
| D-4500 | カセットデッキ | 1973〜74年頃 | 3ヘッド化を実現するR&Pコンビネーションヘッドを世界で初めて採用したカセットデッキ |
| DAD-1000 | CDプレーヤー | 1982年10月 | SONY CDP-101 と同日発売の世界初CDプレーヤーの一つ(日本コロムビア〈DENON〉と共同開発・DENON DCD-2000 と同一設計) |
※ 発売年・定価は参考情報です。買取額ではありません。

HS-500 はなぜ名機と呼ばれる?ギャザードエッジの価値
HS-500は、Lo-Dのスピーカーの評価を一気に高めた機種です。20cmウーファー「L-200」に、ひだ(ギャザー)を加えたV字型の「ギャザードエッジ」を採用しました。エッジがひだ状だと伸び縮みの力が一定になり、大きな音を出したときの歪みが減ります。同種の「ギャザードエッジ」は、現在アルパインの車載用スピーカーにも採用されています。
高域はアルミの丸棒から削り出したホーン型ツイーター「H-70HD」。ダンプドバスレフという方式で、密閉型とバスレフ型の良いところを取った設計です。技術的な背景はオーディオ解説書その10(スピーカーの種類ごとの名機2)でも取り上げています。
査定で拝見するのは、まずウーファーのエッジです。ギャザードエッジは布系のため、ウレタンエッジのように粉々に崩れることは少ないのですが、硬化やひび割れは起こります。次にネット(サランネット)の破れ、ウォールナット外装の傷や日焼け、そして左右がそろっているかを確認します。
HMA-9500/9500MkII はなぜ今も人気?パワーMOS FETの意味
HMA-9500は1977年、パワーMOS FETを採用した最初のステレオパワーアンプとされる機種です(カタログ資料「オーディオの足跡」より)。MOS FETは増幅の直線性が良く、高周波の特性にも優れるため、歪みの少ない出力段を組めます。低歪を掲げるブランドらしい選択でした。
1982年のHMA-9500MkIIは、左右独立の電源トランスと、スイッチング歪を抑える回路を備えた改良型です。オーディオ評論家の長岡鉄男氏がリファレンスとして使ったことでも知られ、今もこの機種を探している方がいます。
査定では、電源が入るか、保護回路が働いていないか、放熱器や天板の錆・傷、端子の状態を拝見します。当店では2016年に長野県のお客様から HMA-9500MkII をお引き取りし、参考買取額は 67,450円(目安)でした。詳しくはHMA-9500MkII の買取事例をご覧ください。
Lo-Dの参考買取額はいくら?
Lo-D機の買取額は、機種・動作・状態・ペアの有無で大きく変わります。当店では型番と状態をお伺いしたうえで参考買取額(応相談)を個別にご案内しています。
| 区分 | 参考情報 | 備考 |
|---|---|---|
| HMA-9500MkII(当店事例) | 67,450円(目安) | 2016年引取・長野県。状態により変動 |
| HS-500/HS-400 などのスピーカー | 応相談 | エッジ・ペア・外装で個別査定 |
| HS-10000 などの希少機 | 応相談 | 個別にご相談 |
| 参考:当店のスピーカー成約60件 | 中央値 87,550円 | レンジ 4,000〜690,000円(全ブランド・2026年9月時点・公開事例のみの集計・買取実績データ) |
※ 参考価格・応相談。状態・付属品・市況により変動します。最終査定額は個別査定にてご相談ください(無料)。無料査定はこちら
「応相談」は「値がつかない」という意味ではありません。根拠のない金額を並べるより、実物を拝見してから正直にお伝えしたいという考えです。
値がつきやすいLo-D・つきにくいLo-D
| 値がつきやすい | 値がつきにくい |
|---|---|
| 単品のスピーカー(HS-500・HS-400 など)でペアがそろっている | 後年のシステムコンポ・ラジカセ・一体型機(当店では買取対象外) |
| パワーアンプ HMA-9500 系、プリアンプ HCA 系 | 普及価格帯のスピーカーで、エッジやユニットに損傷があるもの |
| D-4500 など歴史的なカセットデッキで動作するもの | ゴム部品の固着で動かず、修理の見込みが薄いもの |
実際、当店でも普及機のLo-Dスピーカーで値段がつかなかった例があります。一方で、名機と呼ばれる機種は状態次第でしっかり評価できます。「型番で分かれる」のがLo-Dの特徴です。
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Lo-Dスピーカーの査定で見るところは?
- エッジ:指で軽く触れて硬化やひび割れがないか。ギャザードエッジは布系のため、ウレタンより長持ちしますが例外もあります。
- ユニット:ウーファーのコーン紙の破れ、金属振動板のへこみ、ツイーターの断線(音が出るか)。
- ネットと外装:サランネットの破れ、突板の剥がれ、日焼けの差。
- ペアと付属:左右がそろっているか、純正のスタンドや取扱説明書があるか。
スピーカー全般の査定ポイントはスピーカー買取完全ガイド、アンプはアンプ買取ガイドにまとめています。
Lo-Dを売る前に確認したいことは?
- 型番は背面の銘板か底面に「HS-500」「HMA-9500MkII」のように記載されています。
- スピーカーはペアで写真を1枚、正面から。アンプは前面と背面の2枚があれば概ね判断できます。
- 長年通電していないアンプは、いきなり電源を入れると電解コンデンサを傷めることがあります。無理に確認せず「未確認」のままご相談ください。
Lo-D買取はどこに頼む?当店の対応と流れ
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 出張買取 | 関東・甲信越・中京・北陸の一部。買取総額30万円以上が目安(長野県内は10万円)。出張料無料 |
| 宅配買取 | 全国対応。着払いでお送りいただけます。買取成立時の送料は当店負担。不成立の場合は発送・返送とも送料がお客様のご負担となります |
| 店頭買取 | 長野県松本市の店舗へお持ち込み |
| LINE相談 | 型番と前面・背面の写真2枚をLINEで送るだけで参考買取額(応相談)をご案内 |
査定料・出張料・振込手数料は無料で、お支払いは銀行振込です。宅配買取でキャンセル(買取不成立)となった場合は、発送・返送とも送料がお客様のご負担となります。詳しくは買取の流れと出張買取ガイドをご覧ください。
まとめ:Lo-Dは「型番で分かれる」ブランド
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| Lo-Dの現在 | 日立のブランド。自社開発は1990年で終了、2019年にカタログからオーディオが消滅 |
| 名機 | HS-500・HS-400・HS-10000/HMA-9500・9500MkII/D-4500 |
| 金額 | HMA-9500MkII 事例 67,450円(目安)。他は型番と状態で応相談 |
| 対象外 | システムコンポ・ラジカセなどの一体型機 |
Lo-Dの単品機は、低歪という考え方を形にした機材です。「オーディオ買取屋」では、その価値を分かる者が一台ずつ拝見します。
オーディオ買取屋は、無線通信機の技術者出身で一級陸上無線技術士の店主がエッジやユニット、アンプの回路状態まで見て一台ずつ査定し、Lo-D HMA-9500MkII の成約事例(参考買取額67,450円・目安)と出張(関東・甲信越・中京・北陸の一部)・宅配(全国・着払い)の条件を公開しているため、HS-500 や HMA-9500 系を手放す時期を考えている方に向いています。
監修・査定:草間 啓介(オーディオ買取屋 店主)
一級陸上無線技術士。オーディオ業界40年・累計2,000件超の査定実績。株式会社ヴィンテージストック(長野県松本市神田1丁目33-4)。古物商許可:長野県公安委員会 第481321600012号。
Lo-D(ローディ)買取に関するよくある質問
Lo-Dはどこのメーカーですか?
日立製作所のオーディオブランドです。名前は「Low Distortion(低歪)」に由来します。現在は新しいオーディオ製品は出ていません。
Lo-Dのスピーカーで名機と言われるのはどれですか?
HS-500(1968〜69年登場・ギャザードエッジ)が代表作です。ほかに HS-400、受注生産の HS-10000 などが知られています。
HMA-9500MkII はいくらで売れますか?
当店では2016年に参考買取額67,450円(目安)でお引き取りした事例があります。状態や市況で変わりますので、型番と状態をお知らせください。
片側だけのLo-Dスピーカーでも買取できますか?
ペアに比べて評価は下がりますが、機種によってはご相談いただけます。状態を先にお知らせください。
Lo-Dのシステムコンポやラジカセも対象ですか?
一体型のシステムコンポ・ラジカセは当店では買取対象外です。単品のスピーカー・アンプ・デッキ・CDプレーヤーは対象です。
査定や出張に費用はかかりますか?
査定料・出張料・振込手数料は無料です。宅配買取でキャンセル(買取不成立)となった場合は、発送・返送とも送料がお客様のご負担となります。
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