オーディオ買取対象品目

PA・スタジオ機材

PAは、日本語の「大衆への伝達」に相当する「Public Address(パブリック・アドレス)」の略で、「マイク」「アンプ」「スピーカー」など、電気的な音響拡声装置の総称です。具体的には、音を拾い集約し、調整・増幅してスピーカーから出力し、多くの人に音を伝える「音響システム」を意味します。
しかし近年、PAは「Proffesional Audio」との解釈もされ始め、「拡声」だけにとどまらず、その周辺に関わる全体を示すこともあります。

代表的なPA機材には、音の出口である「スピーカー」や、手元で音質を調整する「ミキサー」があります。また最近では、マイクやケーブル類も含めてPA機材と総称されるケースもあります。

PAには大きく分けて二つのセットがあります。「簡易PA」と「ハウスPA」です。
簡易PAセットは、持ち運びが簡単でシンプルな設計が特徴です。路上ライブやイベントなど、プロアマ問わず様々なシーンで活躍しています。
ハウスPAは、宴会会場やコンサートホール、体育館など、会場に備え付けてあるものを指します。

主なPAシステムの構成は、まずはマイクやラインから音が入れられ、その入力された音をミキサーが集約し、最適なバランスに調整します。ミキサーは内蔵エフェクターなどで音に変化をつけることもあり、音質に多大な影響を与えます。
ミキサーにより調整された音は、パワーアンプが増幅してスピーカーに送ります。そしてPAシステムの出口であるスピーカーから音が出ます。

PAは、スタジオに行けば必ずといっていいほど揃っています。そのため、スタジオ機材の一つと言っていいのかもしれませんが、スタジオ機材の話を持ち出すと、しばしば「業務用」と「民生用」の違いが話題になります。
簡単に言えば、業務用はより高精度で設計され、高い耐久性を発揮するための特化部品が利用されています。定期的なメンテナンスも必要です。
一方、民生用にはそうした傾向はありません。

とはいえ、かつては民生用オーディオ機のハイエンド製品には、もはや家庭用とは呼べないほど本格的な製品も存在しました。また、最近では、本来民生用であるものがプロユースで利用される例も多くなってきています。

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