シバタ針

シバタ針とは、日本ビクター(JVC)が開発した特殊な形状のレコード針(スタイラス)のことです。溝との接触面を工夫し、高域の追従性を高めたのが特徴です。

開発の背景

もともとは4チャンネルレコード(CD-4)の高い周波数まで正確に読み取るために生まれました。丸針や楕円針より溝との接触形状が長く、摩耗にも有利とされます。

丸針・楕円針との違い

  • 丸針(円錐):安価で扱いやすいが高域の追従は控えめ
  • 楕円針:接触幅が狭く高域が伸びる
  • シバタ針・ラインコンタクト系:接触面が長く、高域と溝の保護に有利

使う上での注意

接触面が広いぶん、取り付け角度(垂直・水平)のずれが音に出やすい針です。カートリッジの適正な針圧・角度で使うと本来の性能を発揮します。摩耗の確認は拡大鏡や専門店の点検が確実です。関連用語:カートリッジピックアップワウフラッター