エレクトロボイス高額買取店おすすめ5選 | 評判のオーディオ買取店それぞれの特徴

高級オーディオ「エレクトロボイス」の買取おすすめ店をお探しですか?この記事では、オーディオ買取店がなぜエレクトロボイスを高く買取るのかを徹底調査。その上で、エレクトロボイスの買取おすすめ5店を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
エレクトロボイス高額買取店おすすめ5選 | 評判のオーディオ買取店それぞれの特徴

1.高級オーディオ「エレクトロボイス」の高額買取おすすめ5店

エレクトロボイスは非常に価値のあるオーディオです。そのため、エレクトロボイスの価値を知るオーディオ買取店に買取を依頼すれば、間違いなく高い値段で買い取ってもらえます。

では、エレクトロボイスの価値を知る買取屋はどこにあるのでしょう。

全国にいくつかありますが、確実なのは、オーディオ買取「専門店」です。総合リサイクルショップではなく、オーディオ買取専門店なら、間違いなくエレクトロボイスの価値を知っています。したがって、オーディオを売るなら、しかもエレクトロボイスのような超ブランド品を売りたいとお考えなら、やはりオーディオ買取専門店へ買取の依頼をするのがベストです。

この章では、エレクトロボイスを高額買取ってくれる可能性の高い5店を紹介します。

1-1.オーディオ買取屋

オーディオ買取屋の特徴は、店主が技術屋一筋40年のオーディオ専門家であり、そして、その店主が60代なので、オーディオブームを経験していることもあってか50代以上の方も安心してお取引されている点です。

オーディオ買取屋は、エレクトロボイスなどオーディオの高額買取を実現可能にしている要因として、次の3つを挙げています。

①徹底した市場調査
②独自の販売ルートの確保
③大きな店舗を設けず、人件費をかけない

どれも派手な戦略とは言い難いものばかりですが、こうした地道な経営努力は実際に買取価格に反映しており、実際にエレクトロボイスを筆頭に多くのオーディオ買取実績があります。

公式サイトは訪れる人すべてに楽しんでもらえるように企画されており、オーディオのメンテナンス方法などオーディオ素人が楽しめる記事から、CDの歴史やスピーカーの原理についてなど、そのバリエーションはとても豊富で、オーディオにまつわるトピックスは満載です。

もちろん、オーディオを高く売るためのノウハウや、オーディオの梱包方法など、オーディオを売りたいとお考えの方のための記事も充実しており、高額買取+安心感をお求めの方にはオススメのオーディオ買取店です。

買取方法 全国対応:出張買取・宅配買取・店頭買取に対応
出張・査定料 無料査定・送料無料
専門スタッフ在籍 オーディオ専門スタッフによる査定
申し込み方法 WEB申し込み・電話申し込み可能
受付時間 WEBからは24時間、電話は平日9時〜19時
支払い方法 買取代金の支払いは、通常、即銀行振込(出張買取は現金即日払い)
他店より提示額が安かった場合は? 再交渉が可能。
あなたのオーディオが今いくらになるかすぐにお答えします!

1-2.カウマン

カウマンは株式会社ワットマン(WATT MANN CO., LTD.)が運営するオーディオ買取専門店です。本社のワットマンは様々なリユース業を手掛ける、創業は昭和53年のJASDAQ上場企業です。近年では家電やオーディオに限らず、洋服やバッグなどのブランド品やゲーム機、カメラ、家具など、幅広いリユース業に取り組んでいます。

カウマンの特徴は、その買取までのスピードにあります。スピード査定はもちろん、本査定終了後最短2営業日以内のお振込みを約束しています。もちろん、送料・手数料は無料。その上、オリジナル梱包キットの用意もあり、LINE査定があるのも大きな魅力です。

ホームページはとても丁寧に作られています。特にFAQは充実しており、初めての方にとても優しい構造です。また、実際の買取価格も掲載しているので、多くの方にとって参考になるのではないでしょうか。

買取方法 全国対応:宅配買取のみ
出張・査定料 無料査定・送料無料(出張査定はなし)
専門スタッフ在籍 オーディオ専門スタッフによる査定
申し込み方法 WEB申し込み・電話申し込み可能
受付時間 WEBからは24時間、電話は10時〜21時
支払い方法 銀行振込(2営業日以内)が通常
他店より提示額が安かった場合は? 公式サイトでは再交渉に関する記述はありません。

1-3.オーディオランド

オーディオランドはオーディオ機器の買取および販売のみを行う、オーディオ専門のお店です。営業所は5箇所あり、電話またはWEBで申込めば、送料無料の宅配買取、あるいは査定無料の出張買取にてお取引することができます。

オーディオランドは特にヴィンテージオーディオの買取に注力しており、壊れて音が鳴らないスピーカーや動作不良のアンプなども買取ってもらえます。

ホームページはとても清潔感があり、オーディオマニアのブログは素人には難しいかもしれませんが、ちょっと自信のある方にはとても楽しく読めるコンテンツです。また、取引が成立した際に銀行振込をご希望の場合は、ゆうちょ銀行を選択すれば買取価格から100円UPされて振り込まれます。

買取方法 出張買取・宅配買取に対応
出張・査定料 無料査定・送料無料・無料出張査定
専門スタッフ在籍 オーディオマニアによる査定
申し込み方法 WEB申し込み・電話申し込み可能
受付時間 WEBからは24時間、電話は8時〜22時
支払い方法 通常、銀行振込(出張買取は現金即日払い)
他店より提示額が安かった場合は? 公式サイトでは再交渉に関する記述はありません。

1-4.オーディオサウンド

オーディオサウンドは株式会社リサイクルマイスターが運営するオーディオ買取店舗です。株式会社リサイクルマイスターはオーディオサウンドとは別に、カメラやテレビ、電動工具、鉄道模型、ゴルフ、釣り具、自転車など、「リサマイ」の名前で様々な物を買取る店舗を運営しています。

オーディオサウンドのオーディオ買取の最大の特徴は、とにかくそのスピード対応です。全国に店舗があるため、最短30分での出張査定を実現しています。

ホームページはとてもユーザーのことが考えられており、実際のお客様の声は顔写真が添えられていることもあって、とても安心して閲覧することができます。なお、オーディオサウンドではスピーカーやプレーヤー、アンプ、真空管以外にも、オープンリールデッキやカートリッジ、インシュレーターまで、音に関するもの全てを買い取っています。

買取方法出張買取・宅配買取・店頭買取に対応
出張・査定料無料査定・送料無料・最短30分の出張査定
専門スタッフ在籍オーディオ専門スタッフによる査定
申し込み方法WEB申し込み・電話申し込み可能
受付時間WEBからは24時間、電話は9時15分〜20時30分
支払い方法買取代金の支払いは、通常、即銀行振込(出張買取は現金即日払い)
他店より提示額が安かった場合は?公式サイトでは再交渉に関する記述はありません。

1-5.グローバルサウンド

グローバルサウンドは、高級オーディオ機器・音響機材買取専門店です。買取方法は出張買取・宅配買取・店頭買取に対応しており、特に宅配買取では、元箱がある場合は最大1万円の買取価格アップを約束しています。また、買取品目は非常に多く、アクセサリー類やカートリッジ、真空管はもちろん、DAT機器やトランスなども買取対象に含まれています。

ホームページは買取に関してとても有用に作られています。たとえば、スピーカーやアンプ、レコードプレーヤー、CDプレーヤーごとに、買取価格表が用意されていて、自分が売りたい品番のものがあればおおよそいくらで買い取ってもらえるかが一目でわかります。

査定申込も選択肢が広く、WEBからの申込、電話からの申込、そしてFAXにも対応しています。

買取方法出張買取・宅配買取・店頭買取に対応
出張・査定料無料査定・送料無料・無料の出張査定
専門スタッフ在籍オーディオ専門スタッフによる査定
申し込み方法WEB申し込み・電話申し込み・FAX申し込みが可能
受付時間WEBからは24時間、電話は10時〜18時
支払い方法通常、銀行振込(出張買取は現金即日払い)
他店より提示額が安かった場合は?公式サイトでは再交渉に関する記述はありません。

2.高級オーディオ「エレクトロボイス」が高く売れる3つの理由

2-1.エレクトロボイスが高く売れる理由①

エレクトロボイスが高く売れる理由。それは、エレクトロボイスがアメリカの老舗オーディオ御三家の一つだからです。

日本のオーディオ御三家といえば「サン・トリ・パイ」です。山水電気、トリオ(現JVCケンウッド)、パイオニアです。
一方、アメリカの老舗オーディオ御三家は、JBL、アルテック、そしてエレクトロボイスです。この三つは非常に古くからあるアメリカのオーディオブランドで、エレクトロボイスはその中でも最も長い歴史を誇ります。JBLは1946年、アルテックは1941年。それに対し、エレクトロボイスの創立は1927年です。

歴史が長いということは、それだけファンが多いということです。そして、ファンが多いということは、そのオーディオを欲しがる人が多くいるというわけですから、欲しい人がいるからこそ、そのオーディオは高く売れます。

というわけで、まずはエレクトロボイスの歴史について振り返ってみましょう。

2-1-1.二人の創設者

エレクトロボイスの創設者は二人います。アルバート・カーン(Albert R. Kahn)とルー・バロウス(Louis R. Burroughs)です。

アルバート・カーンは1906年、イリノイ州ランサールに生まれましたが、1912年にサウスベンドへ引っ越します。その頃からラジオに夢中だったアルバートは、12歳でボーイスカウトに加わるのですが、ある日などは修理のためラジオを持って帰ってきたほどでした。そして、13歳になるとアルバートはアマチュア無線の免許を取り、18歳で高校を卒業。それからはラジオ受信機の設置と修理を開始します。

ルー・バロウスはアルバートよりも3年早い1903年生まれです。彼は1960年にAES(Audio Engineering Society)の会員となり、1961年に副会長、1967年に理事に就任します。また、退職後に移り住んだアリゾナ州レイクハヴァス市では「Mr.Microphone」の称号で呼ばれるほどの技術者でした。

この二人が1927年に、エレクトロボイスの前身となる「Radio Engineers社」を設立します。当時の拠点はインディアナ州サウスベンドにあるCentury Tire & ubber Company社の地下でした。そして、そこを本拠とし、無線受信機の補修点検サービスを行いました。

2-1-2.Electric Voice(エレクトロボイス)誕生

エレクトロボイスの前身「Radio Engineers」は順調に売上を伸ばしていきますが、1929年の世界大恐慌のあおりを受け、同社はオーディオ機器や小型PAシステムの開発・製造へと方向転換を図ります。

そんな折、アルバートとルーの二人は、ノートルダム大学のフットボールコーチとして伝説的な人物「ヌート・ロックニー(Knute Kenneth Rockne)」が病気のため、4ヶ所の練習場での指導が行えなくなって困っていることを知ります。

そこで二人は、4ヶ所の練習場全てを見下ろせるタワーを建造し、そこからチーム一人一人に指導の声が届くようなPAシステム(マイクロフォンと4つのスピーカーを組み合わせたハンディ型PAシステム)を設計します。

これをヌート・ロックニーが「エレクトリック・ボイス」と呼び、愛用したことから、二人は社名を「エレクトロボイス・マニュファクチャリング社(Electro-Voice Manufacturing Co.,inc)」に変更しました。1930年のことです。

2-1-3.マイクメーカーとしての成長

1942年、エレクトロボイスは軍用に必要なノイズキャンセル機能付きマイクの生産により、マイクの総生産量が年間100万台を突破。また。1946年には、ルーが開発したT45が、戦場においてよりクリアかつ正確な通信を実現し、第2次世界大戦中に多くの人命を助けたとして、米国旧陸軍省から特別表彰を受けています。

1954年には、当時北米の標準となった指向性マイク「Variable‑D」を発表。指向性マイクによく発生しがちな近距離の低音ブースト、または近接効果を大幅に低減。日常的なPA用途向けに音声の了解度を非常に大きく向上させました。

さらに1958年には、最大水深120フィートにおいて半径150フィート以内の音声が耳で聞こえるようScubaComの開発が開始され、1962年には、「フレンドシップ7」と名付けられたマーキュリー宇宙船でエレクトロボイスのマイクが宇宙に送り出されました。

2-1-4.オーディオメーカーとしての成長

第二次世界大戦が終結すると、戦時中は制限されていた民生用の製品開発が解禁となりました。そこで、エレクトロボイスもオーディオ製品の本格的な開発に乗り出し、1946年には現在のミシガン州ブキャナンに本社を移転。開発、工場、販売を一つの場所に統合し、オーディオ市場への本格参入の準備を始めます。

ちょうどその頃は、レコードビジネスが盛んになり始めた時期でした。エレクトロボイスはまず、フォノカートリッジの製造に取り掛かり、1949年にハワード・サウザー(Howard T.Souther)が入社すると、エレクトロボイスは1950年代に入り、8インチ、12インチ、15インチの製品を立て続けに発表。さらに、18インチのウーファー「18WK」を開発し、クリプシュタイプのホーンロード・エンクロージャーに収めた4ウェイ構成の「ザ・パトリシアン」を誕生させ、スピーカーブランドとしての地位を確立します。

2-1-5.総括

このように、エレクトロボイスはおよそ100年の歴史があるからこそ、オーディオ愛好家が集まる世界では高値で取引されています。もちろん、古いものから新しいものまで、エレクトロボイスのオーディオは色々なところで需要がありますから、価値を知っているところへ売ればきっと高値で買い取ってもらえるはずです。もちろん、私たちオーディオ買取屋でも、エレクトロボイスはいつでも最高値で買い取らせていただきます。お気軽にお問い合わせください。

なお、エレクトロボイスのブランドストーリー完全版はこちらをご覧ください。
Electro-Voice(エレクトロボイス)のブランド・ストーリー 〜オーディオ業界の先駆者「エレクトロボイス」〜

2-2.エレクトロボイスが高く売れる理由②

エレクトロボイスが高く売れる、二つ目の理由。
それは、エレクトロボイスの採用実績が世界のいたるところにあって、その性能の高さが窺いしれるからです。

2-2-1.ノートルダム大学での実績

一番最初の実績は、1-2でお話しした通り、ノートルダム大学です。フットボールコーチとして伝説的な人物「ヌート・ロックニー(Knute Kenneth Rockne)に絶賛されたPAシステムこそ、エレクトロボイスの最初の輝かしい実績でした。

ヌート・ロックニーは大学フットボール史上最高のコーチの一人です。その偉大さから彼の人生は「Knute Rockne、All American」として1940年に映画化され、のちに大統領となるロナルド・レーガンは、ジョージ・ギッパー(物語における重要人物)として出演しています。この映画は1997年、アメリカ議会図書館によって「文化的、歴史的、美的に重要」とみなされ、国立映画登録簿に保存されました。

2-2-2.宇宙での実績

1942年、バロウスがリップ型ノイズキャンセリング・マイクロフォン「T45」を開発します。この「T45」は、本当に様々なところで採用されます。しかし、中でもマーキュリー計画は特筆すべき実績でしょう。

マーキュリー計画は、旧ソ連が1957年10月4日、人類初の人工衛星スプートニクの打ち上げに成功したことが発端です。そして、1958年、アメリカは旧ソ連のその成功に刺激され、NASAを組織。有人宇宙飛行を計画し、ここにアメリカと旧ソ連の宇宙開発競争の幕が切って落とされました。

この計画は旅の神であるマーキュリーにちなみ、「マーキュリー計画」と名づけられました。宇宙飛行士として選ばれたのは7人。そんな彼らは、見事アメリカ初の有人宇宙飛行を成功させます。

この計画の特徴は、7人の宇宙飛行士にちなみ、宇宙飛行船の名前の最後には、必ず「7」がつくことです。そして、1962年2月20日、フレンドシップ7でジョン・グレン飛行士がアメリカ人初、4時間56分の地球回周飛行に成功するのですが、この時に一緒に宇宙へと送り出されたマイクが、先に紹介したエレクトロボイス「T45」の改良型でした。

2-2-3.アーティストにも高い評価

一方で、エレクトロボイスはアーティストにも人気があることで有名です。

ワールドツアーで10年に渡りエレクトロボイスのMT-4を使用したボン・ジョビ

1986年に生産を開始したManifold Technologyを搭載したコンサートサウンド用システムMT-4は、メタリカ(Metallica)やガンズ・ローゼス(Guns’s Roses)、ボン・ジョビ(Bon Jovi)などのワールドツアーで10年に渡り使用されました。また、2000年に発表された大型ラインアレイエレメント X-Lineは、ローリングストーン(The Rolling Stones)やロッド・スチュワート(Rod Stewart)などのコンサートツアーで使用されていますし、2004年のアテネ夏季オリンピックでは、22会場中18会場でエレクトロボイスの製品が採用され、2007年に世界同時開催で行われた歴史上世界最大級のコンサート「Live Earth」のメイン会場でも使用されたことは記憶に新しい実績です。

このように、宇宙環境でも使用できる技術を持ち、アーティストにも非常に高い人気を誇るメーカーだからこそ、エレクトロボイスは今なお高値で買い取られているのです。

2-2-4.トーキング・モジュレーター

トーキング・モジュレーター(別名:トーク・ボックス)は、楽器の音に人が喋っているような効果を加えるエフェクターの一種です。1970年代から使用され始め、ピーター・フランプトン、ロジャー・トラウトマン、エアロスミス、ジェフ・ベック、スティーヴィー・ワンダーらの使用で有名になった経緯があります。

トーキング・モジュレーターは、楽器用アンプに接続する外部スピーカーと切替スイッチを組み合わせた構造になっており、スピーカー部分は主に2種類の構造が存在します。

一つが、内部スピーカーにコンプレッションドライバを使用する物。
もう一つが、内部スピーカーにフルレンジコーンを使用する物です(が、現在ではほとんどトーキング・モジュレーターとして利用されていません)。

そして、前者のコンプレッションドライバを使用したタイプのトーキング・モジュレーターでは、最も有名なコンプレッションドライバがエレクトロボイス社の1823Mでした。

2-3.エレクトロボイスが高く売れる理由③

エレクトロボイスが高く売れる、三つ目に理由。
それは、エレクトロボイスには伝説的名機が存在し、ゆえにエレクトロボイスというブランドに多くの人が憧れを抱いているからです。

その名こそ古今東西、多くのオーディオファンを魅了させる「パトリシアン」です。初代パトリシアンは1950年に発表され、18WKウーファーをクリプシュのホーンエンクロージャーに収納し、ミッドバスには12W1でミッドハイはT25ドライバー+マルチセルラホーン、ツィーターはT10ドライバーにこちらもホーンを取り付けの4ウェイ5スピーカーのフラッグシップモデルでした。

そして、パトリシアンはその後、IVや600、700と改良が続けられ、いずれもビンテージオーディオの名機の位置を確固たるものにしていますが、最終形態の「パトリシアン800」だけは別格でした。まさに70年代のオーディオ全盛期に、エレクトロボイスの代表作にして、文字通りオーディオマニアを虜にした名機でした。

パトリシアン800は、その構造は独特なものでした。高域にはホーン型トゥイーターであるT350、中高域にはドライバーユニットと8HDを組合わせたホーン型ミッドレンジ(ドライバーユニットは72年頃はT25A、80年代はT250)、中低域用には30cmコーン型ミッドバス(製造時期により、SP12D、あるいはSP12Mを搭載)、そして低域用には30Wという76cmのスーパーウーファーを搭載し、これを後面開放のキャビネットに収納。そして、コーナーを利用しバックロードホーンのような、いやそれ以上の深い重量感のある音を再生しました。それはまさに、イーストコーストの独特な味付けで、ウエストコーストを代表するJBLやALTECとは異なり、適度なウェット感、そして重量感のあるサウンドワールドでした。

それに加え、パトリシアン800は高級家具としても設計されており、素材には厳選された厚さ2.5cmの板材を使用して、入念な木工仕上げの施された美しいエンクロージャーが採用されています。

今でもなお、「このパトリシアン800に勝てるスピーカーはない」という人もいるほどです。

2-4.エレクトロボイスが高く売れる理由(まとめ)

エレクトロボイスが高く売れる理由は大きく三つあります。

一つが、エレクトロボイスがアメリカの老舗オーディオ御三家の一つであり、長い歴史を誇るからです。
二つ目は、エレクトロボイスの採用実績は輝かしく、その性能の高さが全世界に示されているからです。
そして、三つ目は、エレクトロボイスには伝説的名機が存在し、ゆえにエレクトロボイスというブランドに多くの人が憧れを抱いているからです。

こうした理由があるからこそ、オーディオ買取業者はエレクトロボイスを高く買取ます。高値が付くには、それ相応の裏付けがあるからなのです。

3.オーディオ買取屋のエレクトロボイスの買取実績

3-1.オーディオ買取屋に寄せられた「お客様の声」

オーディオ買取屋には毎日、嬉しい「お客様の声」が届きます。もちろん、エレクトロボイスをお売りいただいた方からも、とても嬉しいお声を頂戴します。

「エレクトロボイス、アキュフェーズなど、いくつかのメーカーを一度にまとめて、すべて高値で買い取ってもらえました」60代男性

「3軒ほど見積もり依頼したのですが、群を抜いて最高額」60代男性

オーディオ買取屋では、「最低でも最高値」のお見積もりが常に出せることを目指しています。まずは最も買取る。それが私たちのポリシーです。

これからも私たちオーディオ買取屋は、あなたの大切なオーディオを、あなたのとても大切なエレクトロボイスを、最高値かつ心地よく手放せますよう、買取に尽力して参ります。ぜひお気軽にお問い合わせください。

オーディオ買取屋に寄せられた「お客様の声」の一覧は、こちらからご覧いただけます。ぜひご一読ください。
オーディオ買取屋に寄せられたお客様の声

ちなみに、オーディオ買取屋では、一部の前オーナーに、次のオーナーへ向けたメッセージをお預かりしています。次にご紹介させていただくのは、エレクトロボイス「Aristcrat」をお売りいただけた神奈川県の60代男性の想いです。

私がいつから音楽に興味を持ち始めたかは覚えていません。ただ、ロックが好きになった時のことは今でもはっきり覚えています。あれは1986年の秋でした。その夏にボン・ジョヴィが出したアルバム「Wild In The Streets(原題:Slippery When Wet)」を聞いたときのことです。体が稲妻を受けたような感覚を覚えました。特に「禁じられた愛(You Give Love A Bad Name)」は衝撃的でした。後から知ったのですが、このアルバムは全世界でおよそ3,000万枚も売れたらしいので、私が感動するのも無理はありません。

そして、それから色々あって(本当に色々あったのです)オーディオにも興味を持つようになりました。しかし、私に転機が訪れたのは、やはりボン・ジョヴィが関係しています。私は(90年代前半だったと思いますが)「ボン・ジョヴィはコンサートでEV(*Electro Voiceの略)を採用している」との噂を聞きました。それですっかり盛り上がって、とにかくエレクトロボイスのスピーカーが欲しくなって、縁あってこのAristcratを購入しました。

Aristcratは1950年代にRegencyと共に非常に人気を博したモデルです。SP12 /30cmウーファーに T35トゥイーターを同軸上に配置した12TRX(30cm同軸2ウェイ)を搭載。上位機種「Regency」とは異なりコンパクトな佇まいは最高です。Aristcrat 2、Aristcrat 3と販売されましたが、私は最初のAristcratが好きです。

私はロックしか聴きませんでしたが、次のオーナーには、逆にロック以外のもので徹底的に鳴らしてほしいと思います。ただ、大切に使ってください。私は70歳を超え、息子が暮らす富山県のマンションに引っ越すことになりました。そこではペットはOKなのにオーディオは不可らしく、今回は仕方なしに手放しました。

私は生まれ変わったら、またEVのAristcratでボン・ジョヴィを聴きます。それまではぜひ、次のオーナー、さらにその次のオーナーには、大切に使っていただきたいと思います。

3-2.オーディオ買取屋のエレクトロボイス買取実績

エレクトロボイスをお売りになる際には、実績が豊富な買取屋をお勧めします。なぜなら、エレクトロボイスはアメリカでも最も古くからあるオーディオブランドで、古いことにも精通しているオーディオ買取ショップでなければ正しく査定できないからです。

私たちオーディオ買取屋は、50代・60代が安心してオーディオをお売りいただけるよう、店主やそこで働く人間も50代・60代が中心です。エレクトロボイスを売りたい。もしそうお考えなら、ぜひ私たちオーディオ買取屋へご相談ください。

以下に買取実績の一部を公開しております。是非ご覧ください。
エレクトロボイス買取事例

ちなみに、オーディオ買取屋が高く買い取れるオーディオは、エレクトロボイスに限りません。もちろん、アメリカのオーディオだけでなく、イギリスのタンノイや日本のYAMAHAも高価買取しております。

また、買取品目はスピーカーだけではございません。
マランツのアンプ、リンのレコードプレーヤー、カセットデッキなど、オーディオ全般に渡って高値で買い取らせていただいております。

以下に私たちオーディオ買取屋の買取事例を一部公表しております。ぜひご覧ください。
オーディオ買取屋のオーディオ買取事例

3-3.オーディオ買取屋がエレクトロボイスを高く買取る理由

エレクトロボイスには歴史があり、JBLやアルテックと共にアメリカの老舗オーディオブランド御三家と呼ばれています。それほどのオーディオメーカーですから、今でも非常に高く買い取ってもらえます。

エレクトロボイスにはそうした歴史や実績、人気があります。
そして、私たちはそんなエレクトロボイスの魅力を知り尽くしているからこそ、最高値で買い取ります。

オーディオを高く売るなら。エレクトロボイスを高く売るなら。
ぜひオーディオ買取屋にご用命ください。

4.まとめ

この記事では、高級オーディオ「エレクトロボイス」の買取店おすすめ5店を紹介いたしました。

オーディオ買取屋、カウマン、オーディオランド、オーディオサウンド、グローバルサウンド。
この5つのお店はどれもオーディオ専門家がオーディオを査定していますから、きっと高級オーディオ「エレクトロボイス」も高額買取をしてくれるはずです。

ただし、それぞれの店舗にはそれぞれの特徴があります。
ですから、買取業者に何を求めているかによって、オススメできる買取店舗は異なります。

オーディオ買取屋店主は60歳代の技術屋一筋オーディオ専門家です。高額買取+安心感をお求めの方には特にオススメです。
カウマンLINE査定を導入しています。手軽に査定を申し込みたい方には特にオススメです。
オーディオランドゆうちょ銀行を振込先に指定すると買取額が100円UP。ゆうちょ銀行の口座をお持ちの方には特にオススメです。
オーディオサウンド最短30分の出張査定もあるので、お急ぎの方には特にオススメです。
グローバルサウンドFAXでの査定申込にも対応しており、DAT機器やトランスなども買取対象です。幅広い買取品目をご希望の方には特にオススメです。

なお、エレクトロボイスには次のような品番があります。
*一例であって、全てではありません。ここに記載がないからといって、高値のつかないエレクトロボイス、というわけではありません。

もし該当する品番がありましたら、決して捨てたりせず、上記のようなオーディオ買取専門家に相談してみましょう。

【Electro Voice(エレクトロボイス)型番一覧】

30W
100M ENTERTAINER
ARISTOCRAT、ARISTOCRAT 2
BARONET、BARONET SP8B
CH-2560 NIDAU
CP2200、CP3000S、CP4000S
CPS2、CPS3
DH1、DH1A
DML-1152
DX34、DX38
EKX12、EKX15
Eliminator、Eliminator Ⅱ、Eliminator KW
ELX112、ELX112P、ELX115、ELX118、ELX215
EVID C4.2
EVX155、EVX180B
EX23
FM-12C、FM-1502ER
FORCE i
FRX+181
GEORGIAN、GEORGIAN 2、GEORGIAN 4
HP640、HP940、HP9040
HR60、HR90、HR120
Interface
LF215X
MARQUIS
MTH-2/64B、MTH-4、MTL-4、MTS-1
P300、P3000
Patrician Ⅱ、Patrician 800
Pastorale
Q99、Q1212
QRX115/75、QRX118S、QRX218S
REGAL Ⅲ
REGENCY
Royal 400
S-80、S-80A、S-200
SB121、SB122
SENTRY 100A SFV、
SENTRY 500EX、SENTRY 500SBV、SENTRY 500SFV、SENTRY 505
SENTRY IVA、SENTRY IVB
SL10-2V
Status40、Status50、Status60
Swing1/II、Swing2/II、Swing3/II
SX80、SX100+、SX200、SX300、SX300PI、SX500、SX500+
SXA360
T221M、T252+、T350
TL606DMT、TL606DW
TX1122、TX1122FM、TX1152、TX1152FM、
TX1181、TX2152、TX2181
XEQ504A、XEQ808
X-array Xcb
ZLX-12、ZLX-12P、ZLX-15
ZX1、ZX1-90B、
ZX3-60B、ZX3-60PIB、ZX3-90B、ZX3-90PIB
ZX4
ZX5、ZX5-60B、ZX5-60PI、ZX5-90B、ZX5-90PI