プッシュプル
プッシュプルとは、2本の増幅素子(真空管またはトランジスタ)が交互に動作して信号を増幅する方式のことです。片方が押し(プッシュ)、もう片方が引く(プル)ように働くことからこう呼ばれ、真空管アンプの主流回路になっています。
仕組みとメリット
正の半波と負の半波を2素子で分担するため、大きな出力を効率よく取り出せ、偶数次高調波歪みが打ち消されるのが特長です。EL34・KT88・6L6・300B などの真空管で構成されます。
シングル方式との違い
- プッシュプル:高出力・低歪み。力強くレンジが広い
- シングル(SE):低出力だが偶数次歪みによる独特の艶。小音量向き

