ダイナミックレンジ

入力信号の最小レベルと最大レベルの差のことをいいます。

オーディオにおいては、最小レベルは機器が発するノイズであり、最大レベルは、機器が出しうる歪みが発生しない最大値で、この差がダイナミックレンジということになります。

ちなみにアナログレコードのダイナミックレンジは、60~65dB、オープンリールは約70dB、CDは約95dBとされています。

では普及著しいハイレゾではどうかというと、24bitデジタル録音の場合は120dBを越えるダイナミックレンジも可能とされています。

人間の聴覚が持つダイナミックレンジは120dBといわれていますから、それに迫る数値を出せることになります。