加水分解
加水分解とは、素材が空気中の水分と反応して分解・劣化する現象のことです。オーディオでは、ウレタン素材のスピーカーエッジやヘッドホンのイヤーパッドが、経年でボロボロに崩れる劣化の代表的な原因です。
オーディオで起きる典型例
- ウレタンエッジの崩壊:製造から10〜20年で進行。触ると粉状に崩れます。JBLやDIATONEの往年機で頻発します
- イヤーパッド・ヘッドバンドの劣化:表面がベタつき、ポロポロ剥がれます
- ゴム系ベルトの溶解:カセットデッキやプレーヤーの駆動ベルトが溶けて切れます
使用頻度に関係なく、保管しているだけでも進行するのが特徴です。
査定での見方
エッジの加水分解は「張り替え前提」で流通している機種が多く、価値ある機種なら劣化していても評価できます。ご自身での補修はかえって評価を下げることがあるため、そのままの状態でご相談ください。関連用語:エッジ軟化/コーンスピーカー。古いオーディオの買取ガイドもご覧ください。

