エッジ軟化
エッジ軟化処理とは、スピーカーの振動板の縁を支えるエッジが経年で硬くなったものを、軟化剤などで柔軟性を取り戻させる処置のことです。ヴィンテージスピーカーの定番メンテナンスです。
エッジが硬くなるとどうなるか
布やゴム系のエッジは、経年で硬化すると振動板が動きにくくなり、低音が出ない・音が詰まるといった症状が出ます。とくにビスコロイド塗布の布エッジ(ヴィンテージJBLなど)で硬化がよく見られます。
処理の方法
- 専用の軟化剤やシンナー系溶剤を少量ずつ塗布して柔らかさを回復
- やり過ぎは強度低下・音のフラつきの原因になるため加減が重要
エッジ張り替えとの違い・査定
ウレタンエッジの加水分解(ボロボロに崩れる状態)は軟化処理では直せず、エッジ張り替えが必要です。査定では、エッジの状態は重要ポイントですが、劣化していても価値ある機種は整備前提で評価されます。関連用語:コーンスピーカー/サランネット。

