コンデンサ劣化
コンデンサ劣化とは、オーディオ機器内部の電解コンデンサが経年で性能を失う現象のことです。ヴィンテージ機の不調のもっとも代表的な原因の一つです。
なぜ劣化するのか
電解コンデンサ内部の電解液は、年月とともに徐々に乾いて容量が抜けていきます。一般に10〜20年を過ぎると劣化が進み、使用環境(熱・通電頻度)によって寿命は大きく変わります。
主な症状
- 音が痩せる・低音が出なくなる
- ハム音などのノイズ増加
- 電源が不安定になる・保護回路が働く
- 膨らみ・液漏れ(外観でわかる末期症状)
対処と査定での扱い
劣化したコンデンサの交換(リキャップ)で本来の性能へ戻せることが多く、名機は整備して使い続ける文化があります。査定でも「劣化しているから無価値」ではなく、整備を前提に価値を見る専門店なら適正に評価できます。関連用語:ボリュームガリ/SN比。

