オーディオ辞典【ひ】

PCMぴーしーえむ

pulse code modulation

PCMはパルス符号変調の略。音声や映像などのアナログ信号を、パルスの列に置き換えてデジタル信号にする方式の一つです。アナログ信号の音を一定時間ごとにサンプリングし、振幅の大きさを量子化してデジタル信号化したものです。サンプリング周波数(単位kHz)、量子化ビット数(単位bits)で表され、数値が大きいほど音質に優れています。PCMを再生する装置をPCM音源と呼びます。音楽CDやDVD、WAVファイルなどで利用されています。

ヒートシンクひーとしんく

heat sink

放熱や吸熱を目的とする装置です。

半導体素子の冷却や自動車のラジエターなどに用いられています。

オーディオ用としては、発熱量の多い大出力のパワーアンプなどに設置される。

伝熱特性の良いアルミニウム、鉄、銅などの金属が材料として用いられ、表面積が大きくなるよう剣山状や蛇腹状をしています。

さらに放熱量を増やしたい場合には、ファンを併用することもあります。

ピックアップぴっくあっぷ

pickup

CD、レコードプレーヤーなどの機器でソフトの再生時に、記録されているデータを読みとり電気信号に変換する電子部品のことです。

CDやDVDのように光を利用して読み取る方式は光ピックアップといいます。

針を接触させて読み取るレコードには、ムービングコイル(MC)ピックアップとムービングマグネット(MM)ピックアップがあります。