オーディオ辞典【ひ】

PCMぴーしーえむ

pulse code modulation

PCMはパルス符号変調の略。音声や映像などのアナログ信号を、パルスの列に置き換えてデジタル信号にする方式の一つです。アナログ信号の音を一定時間ごとにサンプリングし、振幅の大きさを量子化してデジタル信号化したものです。サンプリング周波数(単位kHz)、量子化ビット数(単位bits)で表され、数値が大きいほど音質に優れています。PCMを再生する装置をPCM音源と呼びます。音楽CDやDVD、WAVファイルなどで利用されています。

ヒートシンクひーとしんく

heat sink

ヒートシンクは、パワーアンプのトランジスタ・FET が発生する熱を空気中に放散するアルミ製放熱フィンですAccuphase A-75・McIntosh MC462・Mark Levinson No.534 等の高出力パワーアンプの両側面に大型ヒートシンクが配置されます。

A級アンプは特に発熱が大きく(常時最大出力相当の発熱)、大容量ヒートシンク必須。ヒートシンク変色は経年使用の指標になります。

ピックアップぴっくあっぷ

pickup

ピックアップとは、レコードの溝を針でなぞり、その振動を電気信号に変換する部品のことです。一般には「カートリッジ」とほぼ同じ意味で使われ、レコード再生の音の入り口を担います。

仕組み

針(スタイラス)が溝の左右の起伏を拾い、その動きを内部の発電機構が電気信号に変えます。この微弱な信号をフォノイコライザーで増幅・補正して音になります。

主な方式

  • MM型:出力が大きく扱いやすい。針交換が容易
  • MC型:出力が小さいが繊細。昇圧が必要

取り扱いの注意

針は消耗品で、摩耗するとレコードを傷めたり音がこもったりします。針先の形状(丸針・楕円針・シバタ針など)でも溝の追従性が変わります。使用後は針先のホコリを専用ブラシで軽く払うと長持ちします。関連用語:カートリッジフォノイコライザー