オーディオ辞典【す】

スーパーツィーターすーぱーつぃーたー

super tweeter

超高音域の再生を目的とした専用スピーカーのことです。

製品によりますが、およそ10kHz~200kHz程度までの帯域を再生できます。

スピーカーシステムにおいて、高音域はツィーターが受け持ちますが、20kHz以上の超高音域を再生するスピーカーをスーパーツィーターと呼んで区別しています。

いわゆるハイレゾ音源の普及や、超高音域がカットされていないレコードの見直しに伴って、これらに含まれる超高音域を再生できるスーパーツィーターがクローズアップされてきているのでしょう。

スイッチング歪みすいっちんぐひずみ

switching distortion

B級プッシュプル増幅器で、波形のつなぎ目に生じるパルス状の歪みのことをいいます。

プッシュプル回路の上または下の素子の電流が、信号の半サイクルごとに止まる瞬間、素子の応答がスイッチングに際して遅れるために発生します。高い周波数において発生しやすくなっています。

スタビライザーすたびらいざー

stabilizer

オーディオ機器や、CD、レコードの上に置き、重さを利用して振動を抑える装置のことです。

出回っている製品の多くはレコードスタビライザーで、その効果はレコード溝から針が音を拾い上げる時の振動を整え、余分な音をできる限り消すことにあります。

自分好みの音質に微調整するため、複数のウエイトを組み合わせることによって重量が変えられる製品もあります。

ストロボスコープすとろぼすこーぷ

stroboscope

オーディオにおいては、レコードプレイヤーの回転速度を測定するための装置のことをいいます。

サイドに縞模様のパターンがつけられているターンテーブルか、パターンがつけられた円盤をターンテーブルに置き、回転させます。

そこを蛍光灯の明かりで照らして、パターンがストロボ効果によって静止して見えれば、正しい回転速度で回転していることがわかるという仕組みです。

一瞬だけ点灯する光源を一定間隔で繰り返し発光させ、回転しているものを可視化させるシステムを応用したものです。