オーディオ買取事例 Pioneer パイオニア S-955 スピーカーペア
Pioneer S-955は、1980年前後に発売されたパイオニアの高級3ウェイスピーカーで、現在でも“国産ヴィンテージ大型スピーカーの名機”として評価が高いモデルです。
Pioneer パイオニア S-955 スピーカーペア
主な特徴
- 36cm大型ウーファー
- 純ベリリウム・ドームミッドレンジ
- PT-R7A系リボンツイーター
- 天然木マーブルエボニー仕上げ
- マルチアンプ対応端子搭載
- 47kg級の重量級キャビネット
特に「ベリリウム中域+リボン高域」の組み合わせが大きな特徴で、当時のPioneerの技術力がかなり投入されたモデルです。
スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 方式 | 3ウェイ・3スピーカー |
| ウーファー | 36cmコーン型 |
| ミッド | 6.5cmベリリウムドーム |
| ツイーター | リボン型 |
| インピーダンス | 8Ω |
| 再生周波数帯域 | 28Hz〜120kHz |
| 能率 | 91dB |
| 重量 | 約47kg/1本 |
| 発売時価格 | 19万円(1本) |
音の傾向
S-955はかなり“オーディオ的”な鳴り方をするスピーカーです。
特徴としては:
- 低域が非常に太くスケール感が大きい
- 中域が滑らか
- 高域が非常に伸びる
- リボンらしい空気感
- JBL系より繊細
- YAMAHA NS-1000Mより厚みがある
クラシック、ジャズ、女性ボーカルとの相性が特に良いと言われます。
現在の中古相場
状態差がかなり大きいモデルです。
- ジャンク:5〜10万円前後
- 動作品:15〜30万円
- 美品+専用スタンドCP-105付:30万円超もあり
ベリリウムやリボンユニット搭載機は修理費が高いため、「全ユニット正常」はかなり重要です。
購入・査定時の注意点
特に重要なのは以下です。
- リボンツイーター断線
- ベリリウムドーム凹み
- エッジ劣化
- ネットワーク劣化
- アッテネーターガリ
- 専用スタンド有無
- 突板の状態
リボンツイーターは希少で、故障すると修復難易度が高いです。
Reddit系ヴィンテージオーディオ界隈でも、S-955系は「古いPioneerの中でも別格」という扱いをされることがあります。
相性が良いアンプ
かなり大型なので、駆動力があるアンプが向いています。
おすすめ例:
- Accuphase E-405/E-406系
- LUXMAN L-570系
- SANSUI AU-X1系
- Pioneer Exclusive M4/M5
- DENON POAシリーズ
真空管でも鳴りますが、低域制動を考えると高出力機推奨です。

