カラレーション
カラーレーション(coloration)とは、オーディオ機器が再生時に音へ加えてしまう「色付け」のことです。原音にはない響きや質感が乗る現象で、機器の個性を語るうえで欠かせない用語です。
主な原因
- 筐体の共振:スピーカーの箱やシャーシが一緒に鳴る
- 振動板の素材:紙・金属・樹脂それぞれ固有の響き
- 回路や部品の特性:真空管の倍音、トランスの質感など
カラーレーションは悪か
ハイファイの理想は「原音忠実(カラーレーションが少ない)」ですが、実際には適度な色付けが魅力になることも多くあります。ヴィンテージ機の温かい響きや、ブランドごとの「音色」はカラーレーションの産物でもあり、好みで選ぶ楽しさの源泉です。
機器選びでの見方
モニター系は色付けの少なさを、音楽性重視の機器は心地よい色付けを志向する傾向があります。試聴で自分の好みに合う「色」を見つけるのがオーディオ選びの醍醐味です。関連用語:エンクロージャー/歪率/SN比。

