本記事はオーディオ買取専門店「オーディオ買取屋」(業界40年・店主が直接査定/査定料・出張料無料・キャンセル時は送料・実費のご負担あり)が監修しています。
オーディオ機器は大きくて重い上、とても衝撃に弱い精密機械です。そのため、引越しや売却の際の運送時には非常に丁寧な梱包が求められます。
もちろん、購入時のケースなどが保管してあれば問題ありません。その梱包材一式を使って、購入時と同じように梱包しましょう。
しかし、元箱などが手元に何も残ってない場合はどうしましょう。
インターネット上では様々な意見が飛び交っています。中には非常に高価な梱包材の購入を勧めているところもあります。が、本当に高価な梱包材は必要なのでしょうか。あるいは、専門的な梱包材がなければ、オーディオは安全に梱包することができないのでしょうか。
結論を申し上げます。
動画にあるとおり、特殊な道具は不要です。高価な梱包材も必要ありません。
ちょっとの知識と、ちょっとのアイデア。
それと、見慣れた道具をいくつか。
これだけで「安心・安全」な梱包が「安価」にできます。
そこで今回は、オーディオの売却時や引越し時に使える「梱包の方法」について、まずはスピーカーを題材に解説します。
後半では、アンプ・プリアンプ、アナログプレーヤー(トーンアーム)、真空管・CDプレーヤーの梱包のポイントと、当店の宅配買取での梱包・発送についてもまとめています。
正しく梱包されていないスピーカーは、運送中にカドが欠けたり、デリケートなスピーカー面に傷がついたり、場合によっては何かしらの原因で二度と美しい音を奏でなくなることもあります。
是非この記事で正しい梱包法を身につけてください。
型番がわかれば、その場でおおよその買取額をお伝えできます
業界40年・一級陸上無線技術士の店主が直接お応えします。査定料・出張料は無料(キャンセル・不成立時は送料・実費のご負担あり)、ご相談だけでも構いません。
📞お電話でご相談(通話料無料)0120-702-708受付 平日9:00〜17:00 時間外のお電話もつながることがあります1.準備する
準備する物は、「ダンボール」「エアキャップ」「テープ」「カッター」「はさみ」です。
まずはそれぞれの注意点について。
1-1.ダンボール
ダンボールの主な用途は3つです。
①底面に当てる
②スピーカー面に当てる
③全体をすっぽり収める
そのため、準備すべき段ボールは、上記3つの目的が達成できる段ボールとなります。
①で必要となる段ボールは、底面より大きい段ボールです。
※動画1:37~
②で必要となる段ボールは、スピーカー面よりも大きい段ボールです。
※動画2:14~
③で必要となる段ボールは、理想は一つの段ボールでスピーカーをすっぽり収めることですが、なかなかそのような巨大な段ボールはありません。実際的には2つ以上の段ボールを使って(上からと下からで被せる方法)、スピーカー全体を収めることになります。
※動画2:23~
ダンボールは、お近くのスーパーやホームセンターにて「無料」で入手することが可能です。お菓子が入っていた段ボール、赤ちゃんのオムツが入っていた段ボール、何でも結構です。
あらかじめスピーカーの幅・奥行・高さを計った上で、ちょうど良い大きさのダンボールを、必要な枚数だけ手に入れておきましょう。
1-2.気泡緩衝剤
気泡緩衝剤は商標が一般名称のように使われており、人によって呼び方が様々です。
「エアーキャップ」(酒井化学工業株式会社の登録商標)、「ミナパック」(酒井化学工業株式会社の登録商標)、「キャプロン」(株式会社ジェイエスピーの登録商標)などが代表的ですが、最も浸透しているのは川上産業株式会社の登録商標(登録番号 第2622392号)「プチプチ」でしょうか。そこでこの記事では、便宜上、気泡緩衝剤を「プチプチ」と表記します。
スピーカーの梱包では、プチプチは幅広のものほど使い勝手がよくなりますが、その分価格が上がってしまいます。しかし、とはいえ幅が狭すぎると梱包が面倒になります。大きすぎず、小さすぎず。ちょうど良い規格のプチプチを購入しましょう。
プチプチの幅は、スピーカー面より少し大きいものが最適です。
※動画1:13~
長さは、20m巻きや42m巻きの商品が多く流通しているようですが、そこまで長いものは不要です。「使いきりタイプ」などを購入しましょう。インターネット通販で手頃な価格のものを探すのもひとつの方法です。
2,000円を予算とするのも一つの考え方かもしれません。
1-3.カッター&はさみ
カッターとはさみは、両方あった方が作業は楽になります。
カッターはダンボールの切断に。
はさみはプチプチの切断に。
用途によって道具を使い分けることで、仕上がりも変わってきます。ぜひともカッターとはさみの両方をご用意ください。
1-4.テープ
一般的にガムテープには3種類あります。クラフト(紙)テープ、布テープ、ビニール(OPP)テープです。
これら3種類の相違点は、素材です。クラフトテープは紙から、布テープは布から、ビニールテープはビニールからできています。基本的には名前の通りです。
この3種類の中で、お勧めのテープはOPPテープです。理由は2つあります。
①この3種類の中では粘着力が最も強い
※OPPテープは伸縮性もあり、引っ張りながら貼るといっそう粘着度は強まります。
②水濡れに強い
一方で、その強い粘着度ゆえ開梱に手間がかかったり、手で切れないというデメリットはあります。しかし運送時の梱包に求められるのは、何を差し置いても「安全性」です。事故の可能性を少しでも下げるためにも、できる限りOPPテープを使いましょう。
【補足】
クラフトテープの使用だけは避けましょう。
クラフトテープは表面に接着剤が付きづらい加工が施されており、テープの二重貼りができません。(クラフトテープの上にテープを貼っても、すぐにはがれてしまいます)
そのため、梱包にはクラフトテープの使用は避け、なるべくOPPテープを使いましょう。
【アンプやプレーヤーも送る場合】
ツマミの固定やケーブルをまとめる用に「養生テープ」(はがしやすく粘着汚れが残りにくいテープ)、箱の隙間を埋める用に「新聞紙」や「不要なタオル」もあると便利です。
📦 梱包するなら、そのまま宅配買取も
せっかく丁寧に梱包するなら、宅配買取をご利用ください(買取成立時の送料は当店負担)。
スピーカー・アンプの参考買取額(応相談)を事前に無料でご案内します。
査定料・出張料無料(キャンセル・不成立時は送料・実費のご負担あり)|状態により買取できない場合があります(実額は参考買取額・応相談)
運営: オーディオ買取専門店「オーディオ買取屋」(業界40年・累計2,000件超)
2.切る
2-1.プチプチを切る(スピーカー上面)
※動画1:17~
スピーカー上面に当てるプチプチを用意します。
カドを保護する目的もあります。少し大きめに切っておくことがポイントです。
2-2.プチプチを切る(側面&底面)
※動画1:23~
プチプチを敷いて、その上にスピーカーを寝かせます。そして、スピーカーの上端とプチプチの端を合わせます。
(下にはみ出たプチプチで底面をカバーします)
※動画1:25~
もしここでプチプチが底面をカバーできないようなら、上面と同じサイズを切り出しておく必要があります。
なお、プチプチは斜めに切ってしまうとテープでの接着が面倒になります。なるべく真っ直ぐ切り出しましょう。
3.包む
3-1.プチプチで側面&底面を包む
※動画1:35~
プチプチでスピーカーを包む際は、プチプチの端とスピーカーの端がきれいに合わさるようにし、斜めにならないように気をつけましょう。斜めになると、底面がうまくカバーできません。
そしてプチプチでスピーカー側面をくるんだら、すぐにテープで接着です。
側面は30cm程度の間隔で十分ですが、底面は少し念入りに留めておくことをお勧めします。
3-2.プチプチで上面を包む
※動画1:47~
プチプチをスピーカー上面に当て、余った分は側面を巻き込みテープで固定していきます。
3-3.底面にダンボールを当てる
※動画2:04~
この作業の目的はスピーカー底面のカドを保護することです。
まず、スピーカー底面の各辺より15cmほど大きくダンボールを切り出し、そこにスピーカーを乗せます。それから、ダンボールに切り込みを入れて、丁寧にカドをくるみます(動画でご紹介しているように、段ボールを折って、それから段ボールを立てて、カドを包むようにくるみます)。そして、しっかりとテープで接着して四つ角を保護します。
3-4.スピーカー面にダンボールを当てる
※動画2:14~
この作業の目的は、大切なスピーカー面を特に保護することです。
スピーカー面とほぼ同じ大きさにダンボールを切り出し、スピーカー面に当ててテープで固定します。
3-5.ダンボールを上からかぶせる
※動画2:22~
まずは段ボールを組み立てます。
すでに段ボールが組み立てられている場合は、クラフトテープで接着されていないことを確認してください。もしクラフトテープで接着されている場合は、一旦崩してテープを全て剥がしましょう。クラフトテープの表面は、接着剤が付きづらい加工が施されているからです。
段ボールの組み立てが完了したら、 それをスピーカーの上からかぶせます。その際、スピーカーとの隙間が少ない方が事故は起こりづらくなります。ですから、余分なダンボールを切り取って、ぴったりとテープで固定していきましょう。
この時、どこがスピーカー面かわかるようにしておけば、最後の手順で困惑せずに済みます。何か目印をつけておきましょう。
3-6.ひっくり返して底面にかぶせる
※動画2:32~
3-5の手順と同様、スピーカーをひっくり返して、底面から段ボールを被せます。そして、スピーカーとの隙間が少なくなるように余分なダンボールを切り取って、テープで固定していきます。
それが完了したら、上からかぶせたダンボールと、下からかぶせたダンボールをテープで固定していきます。ここではしっかりとテープを使って接着させましょう。
4.書く
スピーカーの輸送で特に重要となるポイントは、スピーカー面を傷つけないことです。そのため、どこがスピーカー面を書いておけば、特にどの面を大切にすべきか一目瞭然となります。スピーカー面には必ず「スピーカー面」と書きましょう。
また、上面には「天地無用」と記載ししましょう。ほとんどのスピーカーは上下左右を問題にしませんが、運送会社の方や売却先の方は「どちらが上か」がわかると嬉しいものです。
5.アンプ・プリアンプはどう梱包する?

アンプはスピーカーほど大きくありませんが、トランスを内蔵しているため重く、ツマミやメーターなど前面に繊細な部分が集まっています。基本は「衝撃を吸収する」「箱の中で動かさない」「内側と外側の二重で守る」の3つです。
- ツマミ類を養生テープで固定する(回転や破損の防止)。ケーブル類もまとめるときは、粘着汚れが残りにくい養生テープを使います。
- 本体全体をプチプチで2周以上巻く。前面パネル(ガラスパネルやメーター)と四隅は厚めに保護します。
- ダンボールの底を補強し、底に緩衝材を敷く。重い機器は底が抜けやすいので、テープを十字に貼って補強します。
- トランスなど重い部品がある側を下にして箱に入れ、隙間を緩衝材で埋める。箱を軽く揺すっても中身が動かない状態が目安です。
- 可能であれば内箱→緩衝材→外箱の二重にする。ほかの機器とは一緒にせず、1台を1箱に梱包します。
- 「精密機器」「ワレモノ注意」「天地無用」の表示をして発送します。
メーカーの元箱と発泡スチロールが残っていれば、それがいちばん確実な梱包材です。あれば必ず使ってください。
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6.アナログプレーヤー(トーンアーム)の梱包で特に注意することは?

アナログプレーヤーはオーディオ機器のなかでも特に破損しやすく、トーンアームの先端(針まわり)が最も繊細な部分です。次の順で、外せるものは外して個別に梱包します。
- カートリッジ(ヘッドシェルごと)を取り外す。外せない場合は、針カバーを必ず装着します。
- カウンターウエイトを外し、トーンアームをアームレストに固定する。ロック機構があればロックし、さらに紐やテープで動かないようにします。
- ダストカバーとプラッター(ターンテーブル)を取り外し、別々に包む。
- 本体・アーム部品・プラッター・カートリッジ・ダストカバー・電源ケーブルを、それぞれ個別に梱包してから箱に収めます。
機種によって外し方や固定方法が異なります。取扱説明書の「輸送時の注意」もあわせてご確認ください。
7.真空管アンプ・CDプレーヤーはどこに気をつける?
真空管アンプ:真空管は振動に弱いため、外せるものは本体から取り外し、1本ずつプチプチで2〜3周巻いてから、緩衝材を詰めた小箱に入れて同梱します。外すのが難しい場合は、真空管が動かないよう周囲を緩衝材でしっかり固定してください。どの真空管がどのソケットに挿さっていたか分かるよう、写真を撮っておくと安心です。
CDプレーヤー:底面などに輸送用のロック(ピックアップ固定用のネジなど)がある機種は、必ずロックしてから梱包します。ディスクは取り出しておきましょう。
8.ペアのスピーカーを送るときは?
ペアのスピーカーは、この記事の手順で1本ずつ別々に梱包し、それぞれ1つの荷物として発送するのが安全です。2本を1つの箱にまとめると、輸送中に左右が接触して傷がつくおそれがあります。付属品(グリル・スパイク・ケーブル・取扱説明書など)は、どちらかの箱の隙間や一番上に分かりやすく入れておきましょう。付属品がそろっているほど、査定でも評価につながります。
9.オーディオ買取屋の宅配買取では、梱包・発送はどうすればいい?
当店(オーディオ買取屋)の宅配買取は全国対応で、お客様ご自身での梱包が前提です。お見積りのご連絡の際に、梱包方法を詳しくお知らせします。
- 元箱がある場合:元箱に機器を納めてください。
- 元箱が無い場合:梱包材料をホームセンター等でお買い求めのうえ梱包をお願いします。梱包材の購入費は当店負担です(領収書を同梱ください)。
- 発送方法:お荷物の重量が30kg以下の場合はヤマト運輸に集荷を依頼し、着払いで発送してください。30kgを超える場合は西濃運輸の営業所へお持ち込みのうえ着払いで発送してください。
- 送料:買取成立時の送料は当店が負担します。買取不成立・キャンセル時は、発送・返送とも送料をお客様にご負担いただきます。
- ご自身での梱包が難しい場合(大型スピーカー・重量アンプなど):地域限定となりますが、出張集荷や出張買取でお伺いできる場合があります。出張買取は関東・甲信越・中京(愛知・岐阜・静岡・三重)・北陸の一部で買取総額30万円以上、長野県内は10万円以上、関西(京都・大阪・神戸)は40万円以上が目安です(キャンセル・不成立時は交通費・人件費等の実費をご負担いただきます)。
運送会社ごとのサイズ・重量の上限や補償の上限は、オーディオの宅配買取完全ガイドで比較しています。宅配・出張・店頭それぞれの手順は買取の流れをご覧ください。梱包の前に買取額の目安を知りたい場合は、LINE査定(メーカー名と型番を送るだけ)もご利用いただけます。
まとめ
何事も、成功させるには準備が8割と言われています。スピーカーの梱包もまさにそうです。特に、ちょうど良い段ボールが準備できていれば、スピーカーの梱包は非常に容易になります。
とはいえ、記事ではある程度ぴったりサイズの段ボールを推奨しましたが、小さすぎなければ手間はさほど変わりません。スピーカーの大きさをしっかりメモして、それよりも大きな段ボールを入手すべく、近所のスーパーやホームセンターをいくつか回ってみましょう。
ちなみに、スピーカーの梱包に要する時間は一本あたり約20分程度が目安です。準備さえしっかり整っていれば、さほど難しい作業ではありません。ぜひ気軽に挑戦してみて下さい。
アンプやアナログプレーヤーも、考え方は同じです。「衝撃を吸収する」「箱の中で動かさない」「外せる部品は外して個別に包む」。この3つを守れば、特別な梱包材がなくても安全に送りやすくなります。
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オーディオ買取のよくある質問
Q. オーディオの査定は無料ですか?
A. はい、無料です。査定料・出張料・振込手数料はいただきません。費用が発生するのは、宅配買取で買取が成立しなかった場合の送料(発送・返送とも)と、出張買取で査定後にキャンセルとなった場合の実費(交通費・人件費等)です。
Q. 動かない・古いオーディオでも買取できますか?
A. 古い機器はむしろ得意分野です。1970〜80年代の機器には現在も価値が落ちないものが多くあります。ただし、動作しない機器(ジャンク品)は買取対象外です。
Q. 遠方ですが対応してもらえますか?
A. 全国対応の宅配買取がございます(買取成立時の送料は当店負担)。長野県内は出張買取も可能です。お気軽にご相談ください。
Q. 支払いはどのように行われますか?
A. 銀行振込が基本です(振込手数料は当店負担・査定額ご承諾後、翌営業日振込が目安)。店頭買取ではその場でのお支払いも可能です。
Q. 「オーディオの買取屋さん」とは別の会社ですか?
A. はい、別法人です。当社「オーディオ買取屋」は株式会社ヴィンテージストック(法人番号7100001029014・長野県松本市・古物商 第481321600012号)が運営しています。名称が似た東京の別事業者「オーディオの買取屋さん」とは資本関係も業務提携もありません。
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型番・状態をお知らせいただくだけ、当日〜翌営業日に店主・草間がご返信。
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