オーディオ辞典【U】
USBゆーえすびー
universal serial busコンピュータ等の情報機器に周辺機器を接続し、データ通信を行うためのシリアルバス規格の一つです。USBのプラグアンドプレイに対応しており、機器を接続するだけでOSが自動的に認識して利用できます。基本的にはパソコンなどに用意されているUSBポートの数だけ対応する機器を接続可能で、USBハブを介せばもっと多くの機器を接続することが可能です。接続される周辺機器の駆動用の電源を、USBケーブルで供給するバスパワード(バスパワー)による駆動にも対応しているので、スマートフォンやタブレット、デジタルオーディオプレーヤー、スピーカー、ヘッドホンなどの携帯機器用の駆動・充電用ケーブルとして利用もされています。また、プラグの種類も多くType-AからC、Mini-AからB、Micro-AからBなど、使用する機器によって異なるのも特徴です。ただし、ケーブルによってはデータ転送のみで給電不可(または給電能力が低い)といったものも存在するので、見た目が同じだからといって、全く同じ使い方ができるとは限りません。
ユニバーサルプレーヤーゆにばーさるぷれーやー
universal player日本では複数フォーマットのメディアを再生することができるプレーヤーの総称としてこう呼びます。
簡単に言ってしまえば、さまざまな規格のAV用光ディスクを1台で再生できるプレーヤーのことで、QuickTime PlayerやRealPlayer、Windows Media Playerなどもユニバーサルプレーヤーに含まれます。
CD/DVD-Video/DVD-Audio/SACDなどは、それぞれ規格が異なるため、本来であればソフトごとに専用のプレーヤーが必要となります。
しかし、規格ごとに機材を用意するのはユーザーにとって不利益です。
それを解決するために企画・開発されたのがこのプレーヤーで、現在では、Blu-ray Discなどにも対応した機種が出ています。