オーディオ辞典【E】

エッジえっじ

edge

エッジは、スピーカーのウーファー振動板(コーン)と外枠を繋ぐ環状のサスペンション部品で、振動板の動きをガイドしつつエア漏れを防ぐ役割を担います。素材はウレタン・ゴム・布(ダンプ布)・パルプ等。

エッジ軟化(劣化):ウレタンエッジは経年で変質して破れる現象(1990年代以前のJBL・Bose・B&W に多発)。エッジ交換修理可能(参考1〜3万円)。ゴムエッジ・布エッジは経年劣化が少ない一方、ウレタンは10〜15年で交換が目安です。

当社ではエッジ軟化したヴィンテージスピーカー(JBL 4343・Bose 901 等)も修理可否を判断のうえ、業界40年の経験で査定。参考買取相場は応相談。

エンクロージャーえんくろーじゃー

enclosure

スピーカーを取り付けた筐体のことです。スピーカーボックスともいいます。

エンクロージャーのおもな役割は、スピーカーユニットの前面から出る音と背面から出る音を分離することです。

スピーカーユニットの振動板は、位相が正反対の音を前後に出しますので、この音同士が干渉すると低音域では打ち消し合い、理論上は音が消えてしまうことになります。

そのためスピーカーユニットを素のままで鳴らすと低音が出ませんが、エンクロージャーに取り付け、背面からの音が前面に干渉しないようにすることで低音を再生できるようになります。

おもなエンクロージャーの構造には、密閉型バスレフ型ホーン型などがあります。この他、エンクロージャーにはデザイン的な面もあり、メーカーでは様々な工夫を重ねて独自のスピーカーを出しています。

ダイナミックスピーカーだいなみっくすぴーかー

electrodynamic loudspeaker

磁石、ボイスコイル、振動板で構成される、最も一般的なスピーカーです。

ドーナツ型の永久磁石でつくられた磁気回路の中にボイスコイルを入れて音声信号を流すと、ボイスコイルが振動します。

この振動が振動板に伝わって音波を放射し音が出る仕組みです。

磁石、ボイスコイル、振動板がフレームに取り付けられたものがスピーカーユニットです。

このスピーカーユニットがエンクロージャーに取り付けられたものが、一般にスピーカーと呼ばれる製品です。

ダイナミックスピーカーに使われる振動板には、コーン型やドーム型、ホーン型、リボン型などがあります。磁石はフェライト磁石が一般的ですが、アルニコ磁石などを使った製品もあります。