オーディオ買取事例 TEAC ティアック W-990RX Wカセットデッキ
TEAC W-990RXは、ダブルカセットデッキとして1980年代後半から1983年頃に発売されたモデルです。このカセットデッキは、2つのカセットテープデッキを搭載しているため、録音やダビングが便利に行えるのが特徴です。以下にその主な特徴やスペックを紹介します。
主な特徴
- ダブルカセットデッキ:
- 2つのカセットデッキ(デッキ1とデッキ2)を搭載しており、カセットからカセットへのダビングが可能です。また、再生専用と録音専用のデッキを使い分けることができます。
- 高音質録音:
- TEACの技術を活かし、高音質の録音ができるデッキとして設計されており、カセットテープでの音楽録音において、ノイズリダクションシステムが搭載されているため、クリアな音質を実現。
- ノイズリダクションシステム:
- Dolby BおよびCタイプのノイズリダクションが搭載されており、録音時や再生時のテープヒス(ノイズ)を効果的に低減します。
- オートリバース機能:
- 両方のデッキにオートリバース機能が搭載されており、テープが自動的に反転して再生・録音を続けることができます。これにより、手動でテープを反転させる手間が不要です。
- 連続再生・録音:
- 2つのカセットデッキを使って連続再生が可能。片方のデッキの再生が終了すると、もう片方のデッキが自動で再生を始めます。また、長時間録音も可能です。
- ハイバイアステープ対応:
- ノーマルテープ、クロムテープ、メタルテープの各種テープに対応しており、音質に応じた最適な録音が可能。
- シンクロダビング機能:
- テープの開始と停止を自動で同期させ、簡単かつ正確なダビングを実現。これにより、ダビング時のタイミングミスが防止されます。
- A.R.H.S. 方式のヘッド構成:
- 録音/再生を兼ねる LC-OFC コバルトアモルファスヘッドと消去ヘッドの2ヘッド構成で、両デッキとも A.R.H.S. 方式を採用しています。
スペック
| 項目 | 公表仕様 |
|---|---|
| 型式 | カセットデッキ(ダブルカセット) |
| トラック形式 | 4トラック・2チャンネル・ステレオ方式 |
| テープ速度 | 4.8cm/s、9.5cm/s(High speed) |
| ワウ・フラッター | 0.05%(W.RMS) |
| 周波数特性(EIAJ) | メタル:25Hz〜20kHz(30Hz〜19kHz ±3dB) クローム:25Hz〜20kHz(30Hz〜18kHz ±3dB) ノーマル:25Hz〜19kHz(30Hz〜17kHz ±3dB) |
| 総合SN比 | 59dB(NR out)/69dB(ドルビーB)/78dB(ドルビーC)/91dB(dbx) |
| ダイナミックレンジ | 110dB(dbx NR in、1kHz) |
| 消費電力 | 23W |
| 外形寸法 | 幅435×高さ112×奥行290mm |
| 重量 | 5.8kg |
| 付属 | ワイヤレスリモコン RC-306 |
| 価格・発売年 | ¥89,800(1983年頃) |
※ 出典:「オーディオの足跡」TEAC W-990RX の仕様(2026年9月14日確認)
評価と使用感
TEAC W-990RXは、カセットテープ時代の利便性と高音質を兼ね備えたダブルカセットデッキとして、当時のオーディオファンに人気がありました。特にダビング機能やオートリバース機能は、カセットをメインの音楽メディアとして使用していた人々にとって非常に便利でした。
今日では、カセットテープ自体がレトロで希少価値が高まっているため、このモデルもヴィンテージオーディオとして注目されており、コレクターや音楽愛好家の間で再評価されています。

