オーディオ買取事例

オーディオ買取事例 McIntosh マッキントッシュ Model C22 真空管 プリアンプ ウッドケース入り

オーディオ買取事例 McIntosh マッキントッシュ Model C22 真空管 プリアンプ ウッドケース入り

基本情報・特徴

  1. 真空管構成

    • 初代・ヴィンテージC22:12AX7 × 6本使用。

    • 現行(Mk V / C22 Vなど):12AT7 × 1本、12AX7A × 5本を使用。 入力 / 出力

    • 入力:バランス入力(XLR)2系統、アンバランス(RCA)3系統、フォノ入力(MC/MM 各1系統)。

    • 出力:バランス可変出力 ×2、アンバランス可変出力 ×2(Mk V 世代)。

  2. トーンコントロール

    • トーンコントロール(低域・高域)が前面ノブで操作可能。Mk V ではバイパスできる。

  3. ノイズ/歪み

    • 全高調波歪率 (THD):0.08%(Mk V 世代)。

    • S/N 比 (高レベル入力):100dB (Mk V)

  4. 最大出力電圧

    • バランス:16 V RMS

    • アンバランス:8 V RMS

  5. 周波数特性

    • 20 Hz ~ 20 kHz:±0.5 dB (Mk V)

    • 広帯域(15 Hz ~ 100 kHz など拡張レンジあり)

  6. 動作電力

    • Mk V:50 W 消費。

    • スタンバイ時も低消費設計。

  7. 筐体・デザイン

    • ブラックガラス + アルミパネルのレトロなデザイン。 ステンレススチールシャーシ採用 (Mk V)。

  8. コントロール / 連携機能

    • Power Control 機能:他の McIntosh コンポーネント(アンプやプレーヤーなど)をオン/オフ制御可能。

    • データポート + リモコンあり(Mk V 世代)。

    • ヘッドホン出力も搭載(High Drive + HXD 技術)=ヘッドホンでもステージ感を得やすい。


世代・バリエーション

  • オリジナル C22(ヴィンテージ)

    • 1960〜70年代のモデル。

    • セレン整流のタイプなど、時期によって回路構成が異なる個体もある。

    • 管は 12AX7(ECC83 相当)が使われる。

  • C22 Mk V(現行)

    • 最新世代。Mk V = 第5世代。

    • 入力/出力の柔軟性が高く、モダンな回路設計を備えている。

  • C22V

    • 日本市場では「C22V」という名称で Mk V 世代を扱っている。

    • 価格例:エレクトリで約 1,300,000 円(税抜)との情報あり。


適した用途 /メリット・デメリット

メリット

  • 真空管らしい「暖かみ」と「音楽性」を備えたサウンド。

  • トーンコントロールがあり、好みに応じて音色を調整可能。

  • 多様な入力/出力があるので、フォノ入力(MM/MC)も活用しやすい。

  • 古典的な見た目で、ハイファイ機器としての存在感もある。

デメリット

  • 真空管を使っているのでメンテナンス(管の交換など)が必要。

  • 消費電力やウォームアップ時間がソリッドステートより大きくなる可能性。

  • レトロなデザインゆえに、現代のデジタル機器との統合性を考える必要がある(DAC は内蔵されていない)。


ユーザーの評判・実例

  • 実際に Mk V を使用している人からは、「MC275 など真空管アンプとの相性が良い」「純アナログでの音楽体験ができる」といった声がある。

  • ビンテージの C22 を大切にレストアして使用している例も多く、コレクター/実用両面で価値のある製品。

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