オーディオ買取事例
オーディオ買取事例 B&W CM-1 スピーカーシステム ペア

主な仕様(代表的なもの)
以下は典型的な仕様値です(モデル年・仕様違いによって多少異なる可能性あり)。
項目 | 仕様 |
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型式 | 2ウェイ・ブックシェルフ型(バスレフポート付き) |
ツイーター | 1インチ(25 mm)アルミニウムドーム、Nautilus(チューブロード型)形式 |
ミッド/ウーファー | 130 mm ケブラー(Kevlar)コーン |
再生周波数帯域 | ±3dB: 約 55 Hz ~ 22 kHz 拡張: 約 45 Hz ~ 50 kHz(–6dB) |
推奨アンプ出力 | 30 – 100 W(定格・実用範囲) |
入力感度(能率) | 84 dB(2.83 V / 1 m) |
インピーダンス | 公称 8 Ω(最低インピーダンス 5.1 Ω 程度) |
外形寸法 | 約 280 × 165 × 276 mm(高さ × 幅 × 奥行) |
重量 | 約 6.7 kg |
キャビネット構造 | 剛性のある構造(MDF等)+吸音材内蔵、背面ポート(Flowport設計) |
付属オプション | 吸音素材のポートスリーブ(ポート調整用)、スピーカースタンド固定用のボルト挿入口など |
上記は一般に報じられている仕様であり、実際の個体(製造年、ロット、改良版等)によって若干の違いがあります。
また、測定値としての能率はオフ軸補正や室内残響の影響を受け、メーカー公称値と異なることもあります。実際の測定として、SoundStage によるレビューでは 300 Hz〜3 kHz 平均で 81.0 dB(2.83 V / 1 m)という値が記録されている例もあります。
音質・特徴・使用上の考察
長所(メリット)
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小型ながらクリアな高域表現:Nautilus チューブロード型ツイーターの効果が効いて、鋭い高域表現能力を持つと評価されています。
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中低域の密度感・音色の豊かさ:ケブラーコーンを用いた設計により、中低域の表現が比較的豊かに感じられるというレビューもあります。
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クロスオーバー設計の最小化:不要な回路部品を減らす設計思想で、信号経路のシンプルさを重視しているとの紹介があります
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外観・作りの美しさ:木目仕上げや仕上げ精度、キャビネット剛性などにもこだわりがあります。
留意点・限界
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低域の伸びは限定的:55 Hz あたり以下は急激に落ちやすく、特に低音量の強い楽曲や重低音を強調する用途には制約があります。サブウーファー併用がよく推奨されます。
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出力限界:能率がそれほど高くないため、大音量を要求する用途(大部屋、高ダイナミックレンジ再生など)には厳しい可能性があります。
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設置(ポジショニング)が音質に影響を与えやすい:背面ポート付き設計なので、壁からの距離やポート開口部の吸音材挿入(近壁使用時)などの調整が重要。
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個体差・年式変化:長年使用や経年劣化(エッジ、内部部品、配線、吸音材の劣化など)による音質変化も念頭に置くべき。
購入・入手・実用時のアドバイス
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古いモデル(中古品・中古市場)が主流となる可能性が高いため、状態(ドライバーの健全性、エッジの状態、キャビネットの割れ・反りなど)をよく確認した方がいいです。
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試聴可能であれば、低域の力感、明瞭感、定位感などバランス面をチェックするとよいです。
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使用アンプとの相性も重要です。30 W あたりの良質なアンプでも十分駆動可能ですが、出力余裕があるほうがより音場拡大やコントロール力を期待できます。
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サブウーファーとの併用を検討するなら、クロスオーバー設定や位相調整に注意すると全体感が向上します。
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スピーカースタンド(専用スタンド FS-700/CM などがオリジナルには用意されていました)を使うと、理想的な高さ配置が可能になります。
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