ラッカー盤
ラッカー盤とは、レコードを製造する工程で最初にカッティング(音溝を刻む)するための原盤のことです。アルミ円盤にラッカー(アセテート)を塗った柔らかい素材で、アセテート盤とも呼ばれます。
レコード製造での役割
マスター音源をカッティングマシンでラッカー盤に刻み、これを元に金属のスタンパーを作って大量プレスします。つまりラッカー盤は、市販レコードの「おおもと」にあたります。
ダイレクトカッティング盤
- 演奏をそのままラッカー盤へ刻む「ダイレクトカッティング」は、テープを介さず鮮度の高い音が魅力
- ラッカー盤自体は柔らかく、再生を重ねると摩耗しやすい
コレクションとしての価値
試聴用・宣伝用に少数だけ作られたアセテート盤は現存数が少なく、コレクターズアイテムとして扱われることがあります。素材が劣化しやすいため保存状態が価値を左右します。関連用語:カートリッジ/ワウフラッター。

