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MURATA

MURATA (村田製作所)の歴史と特徴

株式会社村田製作所は、京都府長岡京市に本社を置く電子部品の製造、販売をおこなっています。

村田製作所は村田昭が1944年に京都で、がいしなどの陶器製品を製造する工場を創業することから始まりました。

1950年に会社として設立後、京都大学との「産学協同」で酸化チタンコンデンサの開発に成功。独自技術の研究開発に取り組み、セラミック半導体や通信機用フィルタを次々に開発、通信機やテレビ向けなどの電子部品事業を拡大してきました。

1960年代にはアメリカのGMより受注するなどいち早く海外に進出すると、1973年には日本の電子部品メーカーで初めてアメリカ合衆国内に工場を設立しました。

2000年代以降は新聞・テレビ広告にも力を入れ、企業イメージ向上にも力を入れています。電子部品専業メーカーとしては日本トップクラスに位置しています。

村田製作所のスピーカーシステムは「音を創るのではなく、音に戻す」を大切にし、セラミックス自身が振動して発音する圧電セラミックス技術を使うことで、より音の立ち上り、立ち下りが時間的に遅れることなく再生され、その結果、低音から高音までの音域変化を忠実に再生できると評価されています。

2009年発売の『ES701 Suono 京 (すおーのきょう)』は音楽の持ち味を演出、誇張せずにストレートに引き出し、オーディオファンや初心者、リビングルームで良い音を聴きたいという方々に最適なスピーカーシステムです。現在は球形スピーカーおよび球形ツィーター (ハーモニックエンハンサー) 全モデルは生産、販売を全て終了しています。

2010年には防水携帯の圧電スピーカーを世界に先駆けて商品化、村田製作所の圧電スピーカーは携帯電話やタブレット端末、ポータブル音楽プレーヤーなど様々な機器で採用されています。サイズも最少ながらその音響特性の改善も続けています。

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