メーカー別オーディオ買取事例

MARANTZ

Marantz(マランツ)の歴史と特徴

マランツは1953年にソウル・バーナード・マランツ氏が米国で真空管アンプを製作したことから始まり、プレミアム・オーディオ/ビジュアル製品の開発・製造・販売を行うブランドとして設立されました。1958年発売のプリアンプmodel7をはじめ、市場から名機と賞賛される数々の製品開発・販売をしてきました。

1968年に日本でマランツ製品の生産を開始すると、開発拠点も日本に移行し、1975年に社名が「日本マランツ」となります。1980年にフィリップスの傘下に入ると、CDプレーヤーの生産や開発に携わり、1982年には世界初のCDプレーヤーを発売しました。1990年代に入るとCDレコーダーを発売、さらにオーディオコンピューターや、ホームシアター用ビデオプロジェクターなどを発売しています。

2002年にはフィリップスから独立しデノンと経営統合をすると、映像機器やAVアンプへも携わりつつ、旧来のネットワークオーディオプレーヤーなどを開発するなど現在も幅広い世代に支持されています。

1950年代に真空管アンプを製作した時代から、「ディスクに入っているままの音を引き出す」ことを目標にし、フィリップスの傘下に入ってからも、レコーディング現場に立ち会い、ディスクに入っている"本当の音"を伝える判断材料としてきました。

マランツは歴史が長い分、Model 7 Stereo Consoleを現役でお使いのベテランユーザーから、PCオーディオがメインの若いユーザーまで対応できる製品開発に力を入れています。

マランツ製品でとくに有名なのが、1950年代末に発売された真空管式のプリアンプ「model7(7c)」通称「セブン」とパワーアンプ「model9」で、この2機種の製品はその後復刻モデルが発売されています。

神が宿る、今なお超えるプリアンプは無い、パネルのレイアウトに高級感がある、中高域にクッキリした輪郭、キレ、奥行きがあるなどの声があります。