メーカー別オーディオ買取事例

HARBETH

HARBETH(ハーベス)の歴史と特徴

H.Dudley Harwood(H・ダドリー・ハーウッド)は30年に渡るBBC在職中に、「D.E.Lショーター」を中心とした「LS5/1A」のプロジェクトチームに参加し、完成後しばらくしてショーターの後を引き継ぎます。以後、BBC技術研究所のチーフエンジニアとして活躍し、「LS5/5」「LS3/5A」「LS3/7」「LS5/8」など、BBCで使われているモニタースピーカーの大半を手がけます。

そして1977年、ハーウッドは「ハーベス・アコースティックス社」をロンドン郊外のウェスト・クロイドンに設立します。「ハーベス」という社名の由来は「ハーウッド」と彼の夫人「エリザベス」です。

ハーベス社初の製品は、1978年発表の「モニターHL」でした。これはハーベスを代表する「HL5」のオリジナル機です。
さらに1983年には、小型の「モニターML」を発売。もちろんBBCモニター機ゆずりの設計と音色が受け継がれており、特に日本では1979年より輸入が始まると、着実にファン層を広げていきました。
しかし、頑にロングライフ、少品種生産を守る体質から、それ以後はこの2機種を守り続けます。ところが1986年に世代交代が起こり、ハーベス社はハーウッドから「Alan Shaw(アラン・ショウ)」に引き継がれます。そして、ハーベス社設立10年後の1987年に、アラン・ショウの第一作「HL Compact」が発売されます。こちらはアルミドームトゥイーターを採用したスピーカーシステムでした。

現在もハーベス社は一貫して少品種生産を守り続けていますが、先の世代交代により、伝統のサウンドを堅持しながらも現代的なエッセンスを加え、新しい設計手法を積極的に導入。新世代のハーベス・サウンドを追求しています。

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