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ECRIPSE(エクリプス)の歴史と特徴

ECRIPSE(エクリプス)は富士通テンのカーナビやホームオーディオのブランドです。
富士通テンは1920年に神戸の川西機械製作所の真空管や通信機器の部門から始まり、1949年に神戸工業株式会社を設立、ラジオなどを製造してきました。

1955年にはトヨタ「クラウン用のカーラジオを発売。1959年には日本初のオールトランジスタカーラジオを開発します。1968年には富士通株式会社と合併しましたが1972年には、ラジオ部門が分離・独立し、富士通テン株式会社となります。1983年 世界初の車載CDプレーヤー製作など経て、1988年には米国で「ECLIPSEが発売、1995年には日本国内でも発売されました。また、2001年にはホーム用卵型スピーカーとパワーアンプ「ECLIPSE TD」を発売。トヨタと共同開発した自動車用スピーカーシステムを発表し進化を続けています。
ECLIPSEブランドのスピーカーシステムは音の正確さが特徴とされています。ECLIPSE TDシリーズが目指すのは、どんな音楽も録音されたデータ通りに再生することでスピーカー自体の個性を消し、CDやDVDなどのソフトに収録された音の「正確」な再現を追及しています。スピーカーが存在しない。限りなく音楽が生まれた空間に近づける。良い音も悪い音も、そのまま再生される点が特徴であるとの声があります。

また、ECLIPSEのカーナビはトヨタと開発されたことから、ドライバーにとって「安全」で「使いやすい」という特徴があります。ECLIPSEという名前は「他の追随を許さず、すべてを凌駕する凄まじい炎」をイメージ。市販カーナビでは初のAV一体型カーナビの製品化や新シリーズではスマートフォンのつながる機能を搭載するなど、その進化の過程では常にドライバーの安全に配慮した製品づくりが土台となっています。