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DBX

dbx(ディービーエックス)の歴史と特徴

1971年、デヴィット・ブラックマー(David E. Blackmar)によって設立されたdbxは、「ノイズリダクション」の代名詞とも言われる米国音響機器メーカーです。
社名は、創業者デヴィットのもつ Decibel Expansion というアイディアに由来。ちなみに以前のdbx社では、ノイズリダクション方式を表す場合は大文字の「DBX」を、社名を表す場合は小文字の「dbx」と、それぞれを使い分けていたようです。

dbx社製の「160シリーズ」は、PAの世界では超メジャーコンプレッサで定番のコンプレッサです。
「dbx 160X」という品番で始まり、160X→160XT→160X/XT→160Aとバージョンアップした結果、「160A」ではLEDが31個も搭載され、メーター部は暗い場所での視認性にも優れたものとなりました。

日本では「160A」を「ひゃくろくじゅー」と呼ぶ人が多くいますが、dbxには 「160」という全く別のヴィンテージ・コンプレッサがあります。また、「160SL」となると、スタジオ用の高級志向シリーズ 「ブルーシリーズ」という全く異なるコンプレッサーを指します。

dbxは、こうした往年の名コンプレッサー「160シリーズ」を筆頭に、1990年代から各種コンプレッサー、グラフィックイコライザー、チャンネルデバイダー等プロセッサーを次々に市場へ投入。そしてデジタルPAプロセッサーの代表格となるDRIVERACKシリーズも、今やPA現場において多くのプロフェッショナルの必需品となっており、あらゆる種類の会場やビッグネームのアーティストの世界ツアーなどで、最も人気があり数多く採用されています。

現在はハーマングループの一員として、上記のように主力製品として、プロ用コンプレッサー、リミッター、マイクプリアンプ等シグナルプロセッサを製造しています。

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