メーカー別オーディオ買取事例
DALI
Dali(ダリ)の歴史と特徴
DALI(ダリ)は1983年、ピーター・リンドルフによりデンマークに設立されました。
同社は北欧を代表するAudio Nord(オーディオノード)グループのスピーカー製造・販売部門です。名称の由来は「Danish Audiophile Loudspeaker Industries(ダニッシュ・オーディオファイル・ラウドスピーカー・インダストリーズ)」のイニシャル。日本には1986年から製品が輸入されるようになりますが、当初のモデルは比較的ロープライスなものが中心で、高級機として話題にのぼることはあまりありませんでした。
しかし、設計陣を一新した1991年、突如リボン型トゥイーターを採用した斬新なスタイルの高級機「スカイライン2000」を発表すると、そのバランスの良さと新鮮なサウンドが高く評価されます。
そして、1993年発売の初代MENUETを皮切りに、1996年には巨大トールボーイのMEGALINE、2002年にはEUPHONIA、2003年にはHELICONと、高級スピーカーのラインアップを次々に発表。高級スピーカーブランドとしての名声を高めます。
一般的に、スピーカーシステムでは周波数特性が重視されますが、ダリは位相特性にも着目。ドライバーユニットとネットワーク回路の完全なマッチングを図るべく一体となって開発し、信頼性の高いパーツと確かな技術で入念に作り上げます。また、フラットなインピーダンス特性は急激な負荷変動を与えないアンプにやさしい設計だと、オーディオファンに高く評価されています。。
オーディオ装置の存在を感じさせずに、もっと気軽に音楽を心から楽しんでもらいたい。
そんな願いから「Musical Emotion(音楽の豊かな感情)」を掲げ、研究開発をスタートした「ダリ」。
入念に仕上げられた高級ブランド家具を彷彿とさせる外観と、厳選されたパーツのクォリティーを最大限発揮する独自の技術で、欧米ではハイエンドスピーカーブランドとして確固たる地位を築いています。