メーカー別オーディオ買取事例
BANG&OLUFSEN
Bang & Olufsen (バング&オルフセン)の歴史と特徴
ワンブランドによるトータルシステムを追求する、デンマークの音響ブランド「Bang & Olufsen (バング&オルフセン)」。設立は1925年。Peter Bang(ピーター・バング;1900年〜1957年)とSvend Olufsen(スヴェン・オルフセン;1897年〜1949年)が、デンマーク北西部ストルーアで創業したことが始まりです。二人の名前の頭文字から、しばしば「B&O」と表記されます。
B&O最大の特徴は、先進的な機能および操作性を融合させた、非常に高いデザイン性です。ニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションには、これまで18の製品が選出されており、洗練されたオーディオビジュアルの象徴として君臨し続け、オーディオにおけるインダストリアル・デザインの代表的存在です。
創業当初は、ラジオの開発を手がけていたバングとオルフセン。当時から技術と製品デザインのバランスを柱に開発しており、1930年には「ザ・ダニッシュ・クオリティ・デザイン」という同社最初の商標を登録します。
1933年に第一号カートリッジを開発、1939年にはポータブルラジオ「Beolit」を発表。「Beo-」の名をつけた最初の製品が誕生します。
以降、鮮烈な機能美と高品位なミュージックシステムで、世界的に他に類を見ない製品を輩出。1990年代には、スピーカーは「BeoLab(ベオラブ) 4500」に代表される壁掛け型や、「BeoLab 8000」に代表されるスマートな柱状のものを、CDプレーヤーでは、CDをガラス越しに眺める「BeoSound 9000」、小型のミュージックシステムではミニコンやラジカセとは別世界の「BeoSound Century」などを発表。B&Oは、音楽を耳と心だけではなく、目でも楽しませてくれるブランドとして、2015年には創立90周年を迎えました。
そして、その創業日にあたる11月17日に発売された「 BeoLab90」は、斬新なデザインで360度どの方向から見ても美しく、さらに、どのような視聴位置でも"至高"のサウンドを得られるよう音の指向性をコントロールする18個のスピーカーユニットを搭載。部屋の反響や、家具やスピーカーの位置を把握するだけでなく、リスニングポジションによる影響も補正します。価格は約8万ドル(約10,000,000円)。