メーカー別オーディオ買取事例
AIWA
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AIWA(アイワ)の歴史と特徴
「アイワ」は、1951年に創立された愛興電気産業株式会社が展開したブランドです。(ブランド名「アイワ」を社名にしたのは1959年)
かつてはNHK御用達のマイクロフォン「DM-68」や、国会で使用された「DM-99」などの名機を生んだアイワですが、1960年代に、日本で初となるカセットテープレコーダーやラジカセを発売。末期のアイワブランドからは考えられない高級オーディオも製造していました。
「EXCELIA(エクセリア)」は、そんなアイワのピュア・オーディオブランドです。
当時の社長は工学博士の中島平太郎。その頃の同社は世界初の民生用「DAT EXCELIA XD-001」を始め、数々の傑作を世に送り出します。「XK-009 」は、そのカセットデッキカテゴリーのフラッグシップです。晩年の低価格路線移行後の製品からは考えられないような贅沢な構成で、優れた音質は非常に評判が良く、発売当時には数々の賞を受賞します。
また、1991年発表の「XK-S9000」は、最良の音質を求めて開発されたリファレンスカセットデッキです。AIWA最後の高級カセットデッキと言われているもので、定価は135,000円。衰退していくカセットデッキ市場の中で、AIWAがその技術の粋を集めたメモリアルな1台です。アナログからデジタルへと、録音メディアの止めようのない変革が起きている中で、デジタルとの融合をはかり、カセットデッキとしては初のD/Aコンバーターを内蔵している有名なデッキです。
世界初(あるいは世界唯一?)の「デジタルダイレクト入力システム」があり、カセットデッキでありながら、リアル18ビット・リニア・デュアルD/Aコンバーターが内蔵され、CDプレーヤー、DAT、BSチューナーなどからのデジタルソースがそのままデジタル接続可能で、ピュアな録音ができるよう仕様になっていました。
しかし、デジタル・IT化の流れが急速に押し寄せ、アナログ商品主体だったアイワ単独の生き残り策は描ききれなかった上、親会社であったソニーの不振が最終的な後押しとなり、周知の通りソニーへの合併に至ります。