オーディオ買取をお願いする時の注意点

スピーカーやアンプなど、オーディオは高く売れる商品です。中古オーディオでも高値で取引されています。モデルによっては数十万円、時には数百万円の値がつくものもあるほどです。しかし、査定をお願いするオーディオ買取業者を選び間違えると、非常に安く買い叩かれます。 今回は、オーディオ買取をお願いする時の注意点をまとめました。参考にしてください。
オーディオ買取をお願いする時の注意点

1.オーディオ買取をお願いするときの注意点

オーディオの買取をお願いする時、まず最初に注意すべきこと。それは「オーディオ買取専門店に査定を依頼すること」です。これはオーディオ買取をお願いする際、最初に注意すべき点であり、最も重要なポイントです。オーディオの買取は、必ずオーディオ買取専門店に依頼しましょう。

オーディオ販売店による下取りもダメ。
リサイクルショップもダメ。

オーディオ買取をお願いするのは、オーディオ買取専門店。

まずはここを押さえましょう。

個人間で売買を行うことも、あまりお勧めできません。

1-1.下取りのデメリット

オーディオを買い替える際、下取りを利用する方は多いことでしょう。しかし、下取りはお勧めできません。

「中古オーディオの下取り価格は一番高かったけど、購入したオーディオはほとんど値引きされなかった」
「下取りと購入を一緒に計算されてしまい、実際のところ、中古オーディオの下取り価格はいくらで、新品オーディオの購入額がいくらだったのか不明」

これらは、下取りを利用した方からよく聞く不満です。

販売店が得意なことは、オーディオを販売することです。買い取ることではありません。

一方、オーディオ買取専門店は、オーディオを買い取ることが本業です。そして、オーディオ買取専門店は、市場での商品価値に基づき、査定額を見積もります。ですから、よほどのことがない限り、買取専門店の査定額が下取り価格を下回ることはありません。

オーディオを査定に出す際は、オーディオ買取専門店の数社に相見積もりを取る。これが確実に最良の選択です。

1-2.リサイクルショップに依頼するデメリット

オーディオは嗜好性の強い商品です。また、最新のものとヴィンテージ品では査定ポイントが異なりますし、その上で、完全動作品か一部不良、または故障品によっても見積もり額は変動します。オーディオ買取は、オーディオに関する豊富な知識が不可欠です。

もちろん、リサイクルショップにもオーディオに造形の深い店員がいることもあり、良心的で正しい買取査定額を提示するところもあります。が、それは稀なケースです。

やはりオーディオの買取をお願いするなら、オーディオ買取専門店が一番です。

1-3.個人間で売買を行うデメリット

メルカリなどの普及により、個人間の売買は一般的になりました。とても素晴らしいことだと思います。確かに、小さいものや比較的安価な物なら、個人間での売買は最良な選択の一つです。

しかし、オーディオは高級品であり、大きくて重いものが多数あります。そして、こういった特性のある商品は、個人間での売買には不向きです。

まず、個人売買はリスクが高いことが挙げられます。

国民生活センターには、買主が代金を支払ったのにもかかわらず、売主からの引き渡しがないばかりか、連絡も取れなくなったという相談事例はいくつもあります。

しかし、そういった個人売買でのトラブルに対し、警察が積極的に動くことはありません。個人売買は自己責任です。警察が動くのは、明らかな詐欺や犯罪に限られます。つまりトラブルが起きても、基本的には自分で対処するしかないのです。

また、昨今の運送事情からも、個人間でのオーディオの売買は非推奨です。運送費用は一昔前と比べものにならないほどあがっていますし、そもそも大きくて重いものの配送手配自体が難しくなりました。

やはりオーディオの買取は、専門店に依頼した方が無難でしょう。

2.オーディオ買取の流れ

どのオーディオ買取専門店も、オーディオの買取方法は変わりません。「宅配買取」「出張買取」「店頭買取」。たいていこの3つです。

宅配買取とは、ご自宅にいながらオーディオを売却できるサービスです。
出張買取とは、ご自宅にお伺いし、その場でオーディオを査定・買取するサービスです。
店頭買取とは、お客様が直接買取店へオーディオをお持ち込みいただき、査定・買取するサービスです。

ここではオーディオの買取において代表的な買取方法「宅配買取」について解説します。

2-1.査定・見積もり

まずはオーディオ買取専門店に査定依頼を申し込みます。各社のホームページにアクセスし、そこからお願いしましょう。最近では申し込み方法は充実しています。電話、FAX、LINE、メール。ご自身が最も使い勝手のいいものを選びましょう。

なお、買取のファーストステップ「査定・見積もり」の段階での注意点は、数社に送ること。オーディオの買取査定をお願いするときは、必ず数社から相見積もりを取りましょう。

一括査定はお勧めできません。

一括査定とは、複数の買取業者に一度に査定を依頼できるサービスです。通常の買取では、相見積もりは1社ごとに依頼する必要があります。しかし、一括査定ではその手間が不要なのですが、様々なデメリットがあります。中でも大きなデメリットは、二つ。

①複数業者から電話やメールでの連絡が頻繁にくる
②強引な買取・営業をされる可能性がある

実際、次のような不満は業界では有名な話です。

「一括査定ボタンをクリックした次の瞬間には電話が鳴り、長々と営業トークを聞かされた」「何社からも電話があった」「買取業者が決まるまで、毎日連絡があった」

一括査定は便利ですが、すべてのオーディオ買取専門店が参加しているわけではありません。ご自身の目で信用できるところだけに、査定依頼をしましょう。

2-2.買取価格の提示

メーカーや型番などを入力して査定依頼を出したら、オーディオ買取専門店から買取価格が提示されます。通常は翌営業日、非常にレアなオーディオでも、遅くとも2~3営業日中には返信があるはずです。

この時の注意点は、提示された査定額は最終的なものではない、ということです。

この段階でオーディオ買取専門店が知っているのは、メーカーや型番など、最低限の情報だけです。オーディオの買取は、それだけで正確に査定できるほど単純ではありません。当然ですが、他にも専門店ならではの査定ポイントがいくつもあります。そして、そういった査定ポイントは、実物を見たり触ったりしなければ算出できないのがほとんどです。

ですから、最初の査定見積もり額は、たいていは買取上限価格です。未使用、あるいは美品などの状態を想定し設定された価格です。そのため、一般的な中古品の状態では、査定金額が減額されてしまう可能性があります。

買取上限価格は、あくまで上限金額。その価格より高くは売れない。

最初に提示された金額は、そういった意味の価格です。つまり、買取上限価格だけで全てを判断せず、実際はいくらで売れるのか、検品結果を待って判断することが非常に重要です。

2-3.商品の発送・引き取り

仮の査定額に満足できたら、次のステップはオーディオ買取専門店への発送です。

この時の注意点は三つ。「必要書類を揃えること」「発送費用の確認」「付属品の確認」「梱包」です。

2-3-1.必要書類を揃える

買取業社は「買取依頼者の身元確認」および「帳簿などへの記録」の義務があります。ですから、「身元確認するための申込書」と「身分証明書」の二つは、どの買取屋に依頼しても必ず必要になります。

「身元確認するための申込書」は、オーディオ買取専門店が用意しています。「身分証明書」は、(a)本人名義のもの(b)現在の住所、この二点が記載されていることが必須です。買取時では、次の6つの中の一つをコピーして用意します。

①運転免許証
住所変更があった場合、免許証は裏面に新住所が記載されます。その場合は、両面コピーしましょう。ちなみに、住所が更新されていない運転免許証は身分証として使えません。気をつけましょう。

②保険証
健康保険証、または国民健康保険証は身分証明書となります。ただ、健康保険証は表面に住所記載がありません。必ず裏面に住所を記入し、コピーしましょう。

なお、コピーした後は、個人情報保護の観点から「被保険者記号・番号」は黒塗りし、必ず見えないようにしましょう。

③パスポート
2020年2月3日以前に発行されたパスポートは、身分証明書となります。顔写真のページと、一番後ろのページに所持者記入欄があるので、そのページをコピーします。

しかし、2020年2月4日以降に発行されたパスポートは、身分証明書としては認められません。2020年2月4日以降に発行されたパスポートには、「住所」が記載されていないからです。そのため、パスポートを身分証明書としたい場合は、本人名義の現住所が確認でき、発行日から3ヶ月以内の公共料金領収書もしくは請求書、又は住民票など補助書類として添付する必要があります。

④特別永住者証明書、もしくは在留カード
外国人の方の場合、特別永住者証明書、または在留カードは身分証明書に該当します。

⑤住民基本台帳
住民基本台帳は身分証明書になります。しかし、表面が写真入りであり、裏面も一緒に提出することが条件です。

⑥マイナンバーカード
マイナンバーカードは身分証明書となります。ただし、マイナンバーカードの裏面には個人番号の記載があります。表面のみコピーし、裏面は提出しないように気をつけましょう。

なお、マイナンバーカード申請前の通知カードは対象になりません。ご注意ください。

2-3-2.発送費用の確認

運賃は基本的に、二つの要素で決定されます。

一つ目の要素が、管理温度。一般的に配送では、「常温」「冷蔵」「冷凍」の3種類の温度帯が指定されます。

そして、二つ目の要素は、荷物の総重量と届け先。

オーディオは常温での配送になるので、二つ目の要素・総重量と届け先で金額が決まります。

ただ、オーディオはたいてい大きく重い特徴があります。そのため、運送費は決して安くありません。そのため、宅配買取の場合は誰が運送費用を負担するのかは、とても大きな問題です。

オーディオ買取業界においては、通常は買取専門店が負担します。しかし、念には念を入れ、必ず発送費用は誰が負担するのか確認しましょう。

2-3-3.付属品の確認

オーディオの買取をお願いする際には、付属品の確認も大切です。代表的なもので言えば、リモコンや接続ケーブル、説明書などです。中でも電源ケーブルおよびリモコンは、動作確認する上で欠かせません。仮にそれらがない場合、査定金額が大幅に下がることもありえます。気をつけましょう。

反対に、取扱説明書や外箱など、購入時にあった付属品すべてを一緒に査定に出せば、高額で売却できる可能性は大きく上がります。オーディオ買取の査定を依頼する時には、必ずリモコンや電源ケーブルはもちろん、接続ケーブル、説明書、外箱など、付属品もすべて一緒に送りましょう。

2-3-4.梱包

梱包は非常に重要です。

仮に運送保険に入っていても、明らかに運送業者に非がある場合でなければ、補償されないことがあるからです。保険は万能ではありません。そして、オーディオは精密機械です。大きくて重い上、衝撃に弱く壊れやすい特徴があります。梱包は必ず丁寧に行いましょう。

元箱がある場合は、元箱で発送しましょう。梱包が非常に簡便化されます。

元箱がない場合は、以下に機種ごとの梱包方法を簡単に解説してあります。参考にしてください。

【スピーカー梱包の方法(例)】
<用意するもの>
エアキャップ(プチプチ)、段ボール(スピーカー1機につき2~3個程度)、ガムテープ、カッター、油性マジック
<手順>
①スピーカー全体をエアキャップで包む。
②輸送中の角部損傷防止のため、スピーカー底面に段ボールを当てる。
③スピーカー面を保護するため、スピーカー面(音が出る側)に段ボールを当てる。
④スピーカー本体を立てた状態にて、スピーカー面側に「スピーカー面注意」「天地無用」と油性マジックで記入。
以上で梱包完了です。

【アンプ等の梱包方法(例)】
<用意するもの>
エアキャップ(プチプチ)、段ボール(機器より一回り大きいサイズ)、新聞紙、ガムテープ、カッター
<手順>
①機器をエアキャップで包む。
②段ボール箱の底に新聞紙を丸めて敷く。
③機器を段ボールに入れて、固く丸めた新聞紙を段ボールの四隅に詰める。
④隙間と上面に新聞紙を丸めて詰める。

【ターンテーブルを梱包するときの注意点】
<用意するもの>
エアキャップ(プチプチ)、段ボール、新聞紙、ガムテープ、養生テープ、ビニール紐、カッター
<注意点>
①テーブルは外せるなら外し、本体の下に収める。外せない場合は養生テープで固定する。
②ウエイトのように外れてしまうものは外して、エアキャップ等で包んで同梱する。
③トーンアームは受け台に紐で縛るなどして固定する。

なお、梱包にかかる費用は、オーディオ買取業界ではオーディオ買取店が負担するのが通例です。しかし、念には念を入れて必ず確認しましょう。

2-4.支払い

本査定の金額に満足でき、買取が成立したらお支払いです。支払いは通常、手数料は買取店負担で、24時間以内に本人名義の口座に振り込まれます。

この時の注意点は、振り込みは「本人名義の口座」という点です。申込者・商品発送元・本人確認書類における名義と同じ口座でなければ、振り込みが行われることはありません。同居する家族でも不可、旧姓の口座でも不可です。これは法律(古物商取引法)に定められており、どの買取店も同じです。仮に自分名義の口座がなければ、どの業者も振り込むことはできません。あらかじめお気をつけください。

3.オーディオ買取をお願いする際の注意点

オーディオの買取をお願いする際、最大の注意点は上記の通り、オーディオ買取専門店に査定を依頼することです。その上で、注意すべきことを以下5つに分けてに解説します。

3-1.信頼できる業者を選ぶ

どんな取引でも、相手を選ぶことは最も重要な事項の一つです。特にオーディオ買取に関しては非常に重要です。買取業者次第で、オーディオ買取価格に驚くほどの差が生じるからです。「数十万円も違う」ということも時折あります。

ですから、信頼できる業者を選ぶことは本当に大切です。そこで、オーディオを売却する前に確認したい7つのポイントを以下にまとめました。ぜひ参考にしてください。

①会社概要の確認

まずはwebサイトなどから、買取業者の情報をチェックしましょう。最初にチェックすべき項目は、会社概要。最近では実態のない買取業者が多数存在するとのことです。まずは実態の有無を確認しましょう。

②古物商許可番号の確認

企業の実態をチェックしたら、次は「店舗所在地において古物商許可番号を取得しているか」を調べましょう。

買取業を営むには、その店舗所在地における古物商許可番号が必要です。この番号を取得していない企業は違法業者です。

また、webサイトのトップページに古物商許可番号の記載がないだけでも、信頼がおけるとは言えません。

古物商の許可を受けた者がインターネットのホームページを利用して古物の取り引きを行う場合、その取り扱う古物に関する事項とともに、その「氏名又は名称」、「許可をした公安委員会の名称」及び「許可証の番号」をそのホームページに表示しなければなりません。これは法律(古物営業法第12条第2項)により定められていることです。

③オーディオの買取実績の確認

オーディオ買取業界で言えば、買取実績が豊富な業者は、買取価格が高い傾向にあります。ですから「買取実績」は必ず確認しましょう。

また、「その情報が最近のものなのか」も併せて確認することで、信頼できる業者かどうかは判断できると思います。

他にも、営業期間から買取実績を予測することが可能です。オーディオ買取業界では、創業10年以上の買取店は老舗と言ってよく、どこも買取実績が豊富な傾向にあります。

買取実績と創業年。この二つも漏れなく確認するようにしましょう。

④買取システムの確認

オーディオ買取業界においては、ほとんどは出張買取・宅配買取・店頭買取の3つの買取システムを完備しています。しかし、中には宅配買取に対応していない業者もあります。

宅配買取は梱包する手間こそあるものの、買取業者がしっかりと査定できるので非常にお勧めの買取システムです。時折、「買取業者を自宅に呼んで査定してもらったら、すぐに見積もり結果が出た」という話を聞きます。しかし、オーディオは外観だけではなく、中身も査定対象です。安く見積もられないためにも、じっくり査定してもらえる宅配買取はお勧めです。

*もちろん、出張買取・店頭買取の全てが安く見積もられるわけではありません。あくまで上述の傾向が見え隠れしているという話です。買取価格は、最終的には買取業者次第です。

反対に、宅配買取のみの業者は注意が必要です。対人営業がないのは、ひょっとしたら実態がないから、という可能性もあります。人件費や店舗の場所の都合上、店頭買取には対応していな企業も少なくありません。が、やはり買取システムは、「宅配買取」と「出張買取」の二つに対応している企業が安心できると思います。

⑤見積・送料は無料か
オーディオ買取業界では、一般的に査定見積は無料です。もし査定が有料なら、その理由はしっかりと伺っておきましょう。

また、宅配買取の際は、上述していますが送料無料がオーディオ買取業界の常識です。梱包材の費用も、買取店が負担するのが通例です。

とはいえ、型破りな買取業社がいても不思議ではありません。ですから、一応はチェックすることを忘れないようにしましょう。

⑥対応は丁寧か

丁寧な対応ができない業者が、高級オーディオを正しい価値で買取ってくれるでしょうか。答えはNO。当然です。電話対応が悪かったり、メールの文章がおかしい業者は、やはり信頼できません。

オーディオの買取においては、対応力は重要です。勘違いがないように話せ、メールの文章を作成できることは必要不可欠な能力です。

そして、この点を判断するには、写真付きでスタッフが紹介されているかどうか、で判断できる傾向にあります。WEBサイトに写真付きでスタッフが乗っていれば、たいてい丁寧な対応が期待できます。

公式サイトに写真付きのスタッフ紹介があるかないか。この点も必ずチェックしましょう。

⑦口コミや評判の確認

ホームページの情報は一方的な情報です。すべてを判断するに十分とは言えません。そこで調べて欲しいのが、口コミや評判などです。

例えばgoogleを使って、「店舗名 評判」で検索すると、公正な評価の情報が得られます。ぜひ試してみてください。

3-2.商品の状態を正確に伝える

高価な中古オーディオは、メーカーや型番が査定に大きな影響を与えます。しかし、使用状態も無関係ではありません。日頃からこまめなメンテナンスなどを施し、商品の状態を綺麗に保つことが高額査定への秘訣です。

とはいえ、使用していれば汚れや傷は避けられません。オーディオの買取は信頼関係も大切です。もし汚れや傷があるのなら、予め商品状態を正確に伝え、可能なら写真などを添付することが望ましいでしょう。

3-3.価格の交渉は慎重に

オーディオ買取業界では、価格交渉の余地はゼロではありません。しかし、それは慎重に行うべきであり、NGワードやNG対応も存在します。価格交渉に臨む際は、最低でも以下の点に留意しましょう。

①早い段階で希望額を伝えない

どのオーディオ買取専門店にも、提示できる買取金額には限界があります。いわゆる買取限界価格です。そして、交渉とはその限界価格にいかに近づけるか、が課題なのですが、買取限界価格はその買取店にしかわかりません。売りたいと思っている方は、それを予想するしかありません。

仮にその予想額が、買取店の限界価格より下回っていたら、そこで交渉は終了です。ですから、闇雲に希望額を伝えるのはデメリットでしかありません。

もちろん、タイミング次第では、希望額を伝えることも有利になります。例えば、交渉の後半にもなれば、そういったシーンはあり得ます。ただ、それはあくまで、買取限界価格がある程度、把握できてきた段階での話です。交渉の序盤や中盤で、早々に希望額を伝えることは避けましょう。

反対に相場を大きく上回る金額を希望すると「ここでは出せない金額を望んでいる」と認識され、交渉がうまく進まなくなるでしょう。ユーザーが大幅な値下げに対応する結果にもなるため、具体的な金額は他社との比較時のみ活用したほうが安心です。

ただし、中古車市場の動向に詳しい方の場合は、具体的な金額のほうがスムーズに交渉成立までたどり着く可能性もあります。これまでに商談の経験があるのであれば、希望価格を伝えて値上げ交渉に進んでもよいでしょう。

②相場から外れすぎた価格を求めない

オーディオ買取専門店と交渉する際、「他店では〇〇円だった」と言うことは問題ありません。しかし、それが嘘であった場合、門前払いされるだけでなく、ブラックリスト入りして買取業界内で情報が共有される恐れがあります。

また、あまりにも相場から大きくかけ離れた金額を求めると、「この人はまったくわかっていない」と判断され、交渉はうまく進まないでしょう。

最近では、インターネットにより相場価格が調べられます。相見積もりでも、ある程度は把握できるでしょう。

買取相場を知っていれば、より現実的で具体性のある交渉が可能です。買取価格を交渉する際には、買取相場を調査しておきましょう。

③上から目線で話さない

オーディオ買取専門店のスタッフも人間です。感情はもちろんありますから、「この人からは高く買ってあげたい」と思うこともあるでしょう。そして、もしそういった人間関係が構築できれば、買取価格の交渉は前向きに検討してもらえるはずです。

反対に、高圧的、あるいは威圧的な態度で交渉に臨んだらどうでしょう。きっと交渉の余地があったとしても、恐らくその交渉には応じないでしょう。というより、絶対に応じません。なぜなら、そのような態度の方の交渉に応じてしまうと、それが口コミで広まって、買取店として大きなリスクを背負うことになるからです。

一言で言えば、「テロには決して屈しない」と同じです。

オーディオの買取価格交渉は、決して上から目線で話したり、横柄な態度をとらないようにしましょう。

3-4.買取価格が低すぎる場合は断る勇気を持つ

依頼したもの以外にも買取ろうとしたり、強引に成約させようとしたりと、少しでも怪しい様子が見られた場合はその時点で終わらせましょう。優柔不断な態度でいると、ここぞとばかりにつけ込まれてしまうかもしれません。

大切なのは、常に毅然とした態度でいることです。望まないことは、キッパリと断る勇気をもちましょう。

最後に、査定額が不満な場合は、断る勇気を持つことも大切です。価値があると思っていた着物でも、業者によっては買取価格が安く提示されることもあります。自分が納得できる値段で取引ができる業者を選ぶことが重要です。以上が、着物の買取についてのポイントです。

3-5.相場より高すぎる仮査定額は怪しむ

オーディオの宅配買取は、「メーカーと型番情報などから算出する仮査定」を経て、実物を送っていただき「本査定」に入ります。

多くの方は、この仮査定の見積額にて買取店を決定するのですが、その査定額はあくまで「仮」です。大切なのは、実際の買取額です。

ですから、もし仮査定の段階で、相場より高すぎる査定額が示されたなら、それは怪しむべきでしょう。きっと色々と難癖をつけられて、実際には安く買い叩かれます。

もちろん、本当に高く買い取ってくれることもあります。したがって、相場より高すぎる仮査定額が示されたなら、減額ポイントをしっかりと教えてもらいましょう。

4.オーディオ買取をお願いする際のメリット

オーディオ買取をお願いする際のメリットとして、次の3つが挙げられます。

「手間が省ける」「買取価格が高い可能性がある」「不要なオーディオを処分できる」。

それぞれについて解説します。

4-1.手間が省ける

今でもオーディオメーカーは数多くありますが、1960年代~80年代は空前のオーディオブームで、品数は現在と比べ物にならないほど存在しました。ですから、あなたが売りたいと考えている中古オーディオを求めている人に会うのは、非常に手間がかかるでしょう。

一方、オーディオ買取専門店はそれぞれ独自の販売ルートを確保しています。どの市場にどんなモデルの需要があのるのかも知っています。ですから、どんなメーカーでどんなモデルでも買取ることが可能です。

買いたい人にアピールすることは、とても手間がかかります。しかし、オーディオ買取専門店にお願いすれば、その手間が省けます。

4-2.買取価格が高い可能性がある

中古オーディオは、古くても高値のつくことはしばしばあります。特に以下のメーカーは高額買取が期待できます。

あ行TAOC(アイシン高丘)、AIWA(アイワ)、AKAI(赤井)、ACCUPHASE(アキュフェーズ)、ACUSTIK LAB(アコースティックラボ)、ALTEC(アルテック)、ALPINE(アルパイン)、AMPEX(アンペックス)、INFINITY(インフィニティ)、AKG(エー・ケー・ジー)、AIRBOW(エアボウ)、EXCLUSIVE(エクスクルーシブ)、ECRIPSE(エクリプス)、ESOTERIC(エソテリック)、NEC(日本電気)、NMODE(エヌモード)、MS SYSTEM(エムズシステム)、ELAC(エラック)、ELEGA(エレガ)、ELECTRO VOICE(エレクトロボイス)、AUTHENTIC(オーセンティック)、AUDIO ANALOGUE(オーディオアナログ)、AUDIO CRAFT(オーディオクラフト)、AUDIO TECHNICA(オーディオテクニカ)、AURASOUND(オーラサウンド)、AUREX(オーレックス)、OPPO(オッポ)、ONKYO(オンキヨー)
か行GARRARD(ガラード)、CARY AUDIO DESIGN(キャリーオーディオデザイン)、QUAD(クォード)、CLASSE(クラッセ)、KLIPSCH(クリプシュ)、KRIPTON(クリプトン)、KEF(ケー・イー・エフ)、KENWOOD(ケンウッド)、KOIZUMI(コイズミ)、CORAL(コーラル)、GOLDMUND(ゴールドムンド)
さ行SANSUI(サンスイ)、SUNVALLEY(サンバレー)、CEC(シーイーシー)、JBL(ジェイ・ビー・エル)、JVC(JVCビクター)、GENELEC(ジェネレック)、SHARP(シャープ)、SHURE(シュア)、SHINDO(新藤ラボラトリー)、SPENDOR(スペンドール)、SENNHEISER(ゼンハイザー)、SOULNOTE(ソウルノート)、SONY(ソニー)、ZONOTONE(ゾノトーン)
た行DYNACORD(ダイナコード)、DIATONE(ダイヤトーン)、DALI(ダリ)、TANNOY(タンノイ)、DBX(ディー・ビー・エックス)、TAD(ティーエーディー)、TOA(ティーオーエー)、THIEL(ティール)、TEAC(ティアック)、DYNAUDIO(ディナウディオ)、TECHNICS(テクニクス)、DENON(デノン)、TORUS POWER(トーラスパワー)、TRIODE(トライオード)
な行NAKAMICHI(ナカミチ)、NATIONAL(ナショナル)
は行HARBETH(ハーベス)、PIONEER(パイオニア)、PANASONIC(パナソニック)、BANG&OLUFSEN(バング&オルフセン)、B&W(ビー&ダブリュー)、PIEGA(ピエガ)、PHILIPS(フィリップス)、FOCAL(フォーカル)、FOSTEX(フォステクス)、FUZE(フューズ)、BEYERDYNAMIC(ベイヤーダイナミック)、BOSE(ボーズ)
ま行MARANTZ(日本マランツ)、MARK LEVINSON(マークレビンソン)、MCINTOSH(マッキントッシュ)、MITSUBISHI(三菱電機)、MURATA(村田製作所)、MONITOR AUDIO(モニターオーディオ)
や行YAMAHA(ヤマハ)
ら行LUXMAN(ラックスマン)、LINN(リン)、RAY AUDIO(レイオーディオ)、LO-D(ローディ)、ROLAND(ローランド)
わ行WHARFEDALE(ワーフデール)、WADIA(ワディア)

4-3.不要なオーディオを処分できる

不要なオーディオ機器は、粗大ゴミとしての回収が可能です。しかし、自治体によって価格は異なりますが、無料ではありません。たいてい500円~2,000円前後の費用がかかります。

一方、オーディオ買取専門店にお願いすれば、反対にお金がもらえます。買取専門店によっては、壊れていても買取ます。

もしオーディオの処分をお考えなら、まずはオーディオ買取専門店に査定見積もりをお願いしましょう。

5まとめ

中古オーディオは高く売れます。しかし、買取業者選びに失敗すると、高値で売却することは難しくなります。

中古オーディオを高く買取ってくれるのは、オーディオ買取専門店です。総合リサイクルショップでもなければ、個人間での売買より、オーディオ買取専門店でお願いした方が、最終的には手間がかからず高値で売却できます。

近年ではインターネットの普及により、オーディオ買取専門店は増えています。どの買取専門店に査定をお願いするか。その選び方にしっかり注意して、あなたの大切なオーディオを次の方に繋いでください。