オーディオ御三家のオーディオ買取店おすすめ5選|高く売る方法と買取店の選び方

オーディオ御三家と呼ばれる山水電気・トリオ(現JVCケンウッド)・パイオニア。通称「サン・トリ・パイ」の3メーカーは、国産のオーディオメーカーとして、昭和の時代には非常に人気がありました。そして、その人気は今なおオーディオファンに受け継がれており、買取店次第では高く買取ってもらえます。 この記事では、オーディオ御三家を高く買取ってもらうコツと、高く買取ってくれるお店の選び方、および高く買取ってくれるおすすめの買取店を5つご紹介します。 サンスイ、パイオニア、トリオ(現:ケンウッド)なのだそうです。昭和の時代に俗にサン・トリ・パイなどと言われ、アンプのサンスイ、チューナーのトリオ、スピーカーのパイオニアという風に持て囃されていたみたいです。
オーディオ御三家のオーディオ買取店おすすめ5選|高く売る方法と買取店の選び方

1.オーディオ御三家の高額買取おすすめ5店

オーディオ御三家は国産オーディオメーカーとして非常に人気のあるオーディオメーカーです。特に昭和期には高い人気を誇り、今もその人気はオーディオマニアを中心に続いています。そのため、オーディオ御三家のオーディオは高く買取ってもらえる傾向にあります。

しかし、どこでも高く買取ってくれるわけではなく、オーディオ御三家の価値を知るお店でなければ高額買取は期待できません。ですから、オーディオ御三家の製品を適正価格で査定してもらうためにも、専門知識を持った買取先に売却することが重要です。

そこでこの章では、オーディオ御三家のオーディオを高額買取してくれる可能性の高い5店舗を紹介します。

【2024年版】高額買取で評判のおすすめオーディオ買取専門店9選 | 買取店それぞれの特徴

1-1.オーディオ買取屋

オーディオ買取屋は、オーディオブームを経験し、自身もオーディオファンのオーナーが店を切り盛りするオーディオ買取専門店です。「最高値で買い取ります」のキャッチコピー通り、オーディオを適性価格で査定してもらえると評判です。

また、50代・60代・70代の方々からは「同世代だったこともあり、安心して任せられた」との評価が多いのも特徴です。オーディオ御三家に限らず、オーディオ全般の買取について抜群の安定感を誇っています。

オーディオ買取屋の特徴は大きく4つあります。

その4つとは、

①徹底したマーケット・リサーチ
②独自の販売ルートの確保
③大きな店舗を構えず、最低限の人件費で運営する
④大規模なプロモーション活動は控え、広告出稿は最低限に抑える

です。

どれも買取店の基本ですが、オーディオ買取屋は何年もその基本に忠実であり続け、そうやって企業努力で削減できた経費分を買取価格に上乗せしています。「最高値で買い取ります」というキャッチコピーは、そういった根拠に基づいたフレーズでしょう。

公式サイトはオーナーの人柄が滲み出ている仕様になっています。とにかく見やすく、使いやすい。

買取価格の見積もりは、どのボタンをクリックすれば良いのか。それは、一目でわかります。また、実際の買取の流れ(買取フロー)も明確に表記されていて、安心して取引できます。さらに、他の買取サイトとは異なり、オーディオに関する様々な情報が豊富にあります。色々なオーディオメーカーのブランドストーリーがあったり、オーディオ雑学の記事があったり、オーディオ好きなら誰もが楽しめるコンテンツが満載です。

「オーディオに造詣が深いからこそ、適正に買取価格が査定できる」。とても納得できる理由です。

オーディオ御三家のオーディオを売ろうかな。そうお考えの方は、是非オーディオ買取屋のwebサイトを訪問してみてください。もちろん、オーディオ買取専門スタッフが在籍する、オーディオ高額買取店です。安心してお取引したい。高額での買取を望んでいる。そんな方には本当にオススメです。

買取方法 全国対応:出張買取・宅配買取・店頭買取に対応
出張・査定料 無料査定・送料無料
専門スタッフ在籍 オーディオ専門スタッフによる査定
申し込み方法 WEB申し込み・電話申し込み可能
支払い方法 買取代金の支払いは、通常、即銀行振込(出張買取は現金即日払い)
他店より提示額が安かった場合は? 再交渉が可能。

①オーディオ買取屋の「お客様の声」

「見積もりが本当に最高値だった」60代男性
「対応が真摯で誠実で、安心してお取引できました」60代男性

など、多くの喜びの声があります。以下をご覧ください。
https://audio.kaitori8.com/uservoice/

②オーディオ買取屋のオーディオ御三家買取実績

オーディオ全盛期時代の国産オーディオの御三家「SANSUI・TRIO・パイオニア」。オーディオ買取屋には、オーディオ御三家の買取実績が豊富にあります。

SANSUI AU-X1111MOS プリメインアンプ (神奈川県)

SANSUI AU-α907MR プリメインアンプ (東京都)

オーディオ買取屋の買取実績(一部)

1-2.買取王子

買取王子は、株式会社ティーバイティーが運営する買取店です。買取ジャンルはオーディオだけに限らず、ブランド品や切手、宝石、時計、ピアノ、スポーツ用品、家電製品など、その数は60種類以上に上ります。ただ、多くのジャンルを扱ってはいますが、オーディオ専門のWEBサイトはちゃんとあります。そして、オーディオの買取はそちらから申し込めます。

買取王子は本社を愛知県豊明市に構え、原則お問い合わせはメールに限定しているネット宅配専門の買取です。

買取王子の特徴は、買取金額を買取王子ポイントで貯めることができる点です。買取王子ポイントとは、買取金額の受取方法の一つで、お得に受け取ることができるポイントサービスです。買取金額を買取王子ポイントで受け取り、貯めておけば、最大6カ月間ボーナスポイントが付与されて、貯めたポイントは好きな交換方法で(amazonギフト券/選べるe-GIFT/買取王子通販サイト/銀行振り込み *2022現在)

ホームページは、背景をイエロー、文字を黒で構成していて、可読性が非常に高いデザインが特徴です。キャンペーンも頻繁に行っているので、オーディオ御三家のオーディオを売ろうと思い始めたら、事前に何度かチェックしておけば、思わぬ
ラッキーに出会すことがあるかもしれません。

買取方法 全国対応:出張買取・宅配買取・店頭買取に対応
出張・査定料 無料査定・送料無料
専門スタッフ在籍 公式サイトには専門スタッフに関する記述はありません。
申し込み方法 WEB申し込みのみ申し込み可能
支払い方法 買取代金の支払いは、銀行振込/買取王子ポイント
他店より提示額が安かった場合は? 公式サイトでは再交渉に関する記述はありません。。

1-3.オーディオ高く売れるドットコム

オーディオ高く売れるドットコムは、車高く売れるドットコム、バイク高く売れるドットコム、不動産高く売れるドットコムなどの姉妹店舗です。運営は総合買取サービスを展開する株式会社マーケットエンタープライズが行なっていて、その株式会社マーケットエンタープライズは、総合買取サービスを展開する東証マザーズ上場企業です。

オーディオ高く売れるドットコムの特徴は、対応スピードの速さです。ウェブサイトから申し込めば最短30分以内での事前査定が可能ですし、電話でもその場で査定してもらうことができます。

公式サイトも非常に利便性を追求しており、例えば「今、電話がつながりやすいかどうか」が一目でわかるシステムを導入したりしていて、お客様のことを考えて作り込まれています。

その一方で、コンテンツが豊富な点も高く売れるドットコムのwebサイトの特徴です。本社が総合買取サービスを展開しているため、オーディオに限らず、幅広いジャンルの情報が入手できるのは便利です。

ちなみに、オーディオ高く売れるドットコムはオーディオの買取専門店ですが、ホームシアターセットやケーブル類なども買取っています。

買取方法 全国対応:出張買取・宅配買取・店頭買取に対応
出張・査定料 無料査定・送料無料
専門スタッフ在籍 オーディオ専門スタッフによる査定
申し込み方法 WEB申し込み・電話申し込み可能
支払い方法 買取代金の支払いは、通常、即銀行振込(出張買取は現金即日払い)
他店より提示額が安かった場合は? 公式サイトでは再交渉に関する記述はありません。ただ、「ご希望の金額をお伝えいただきご相談することも可能です。」とありますので、相談には乗ってくれるはずです。

1-4.バイセル

バイセルは芸能人の坂上忍さんや木村佳乃さんを起用する総合買取店です。運営は、東証グロース上場の株式会社BuySell Technologies(証券コード:7685)。本社は東京ですが、買取店は宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府にあり、2022現在10店舗あります。

WEBサイトは清潔感のあるデザインで、イメージキャラクターの木村佳乃さんも登場しているので見応えがあります。また、店舗スタッフの紹介ページもあるので、どの店舗にどんなジャンルの買取に強い人がいるのか、事前チェックすることも可能です。

着物や毛皮、お酒、骨董品の買取もやっています。複数のジャンルの買取をご希望なら、ワンストップですべて査定できますからおすすめです。

ちなみに、電話での受付も24間体制です。

買取方法 全国対応:出張買取・宅配買取・店頭買取に対応
出張・査定料 無料査定・送料無料
専門スタッフ在籍
申し込み方法 WEB申し込み・電話申し込み可能
支払い方法 買取代金の支払いは、通常、即銀行振込(出張買取は現金即日払い)
他店より提示額が安かった場合は? 公式サイトでは再交渉に関する記述はありません。

1-5.ニーゴ・リユース

ニーゴ・リユースは、アンドトランク株式会社が展開している買取事業ブランドです。正式名称は、「オーディオ・楽器・カメラ専門買取店ニーゴ・リユース」。株式会社ブランジスタエールが運営する「成長企業と新しい日本をつくる。ACCEL JAPAN」アンバサダーのヒロミさんの肖像を活用したプロモーション活動で話題の買取業者です。

本社は北海道の札幌市。買取店舗は2022現在、以下の8拠点20道県のエリアをカバーしています。

【北海道エリア】北海道内全域
【東北エリア】岩手県内全域・宮城県内全域・山形県内全域・福島県全域
【関東エリア】茨城県内全域・栃木県全域・群馬県全域・埼玉県内全域
【甲信・東海エリア】山梨県全域・長野県全域・静岡県内全域
【中国エリア】島根県内全域・広島県内全域・山口県内全域
【九州エリア】福岡県内全域・佐賀県内全域・長崎県内全域・熊本県内全域・大分県内全域

楽器やカメラと同じように、オーディオを専門で査定するスタッフが在籍しているので安心して依頼できます。

買取方法 宅配買取・店頭買取・出張買取(20道県)に対応
出張・査定料 無料査定・送料無料
専門スタッフ在籍 オーディオ専門スタッフによる査定
申し込み方法 WEB申し込み・電話申し込み可能
支払い方法 買取代金の支払いは、通常、即銀行振込(出張買取は現金即日払い)
他店より提示額が安かった場合は? 公式サイトでは再交渉に関する記述はありません。

買取方法 全国対応:宅配買取・店頭買取・出張買取(20道県)に対応
出張・査定料 無料査定・送料無料
専門スタッフ在籍 オーディオ専門スタッフによる査定
申し込み方法 WEB申し込み・電話申し込み可能
受付時間 WEBからは24時間、電話は平日10時〜19時
支払い方法 買取代金の支払いは、通常、即銀行振込(出張買取は現金即日払い)
他店より提示額が安かった場合は? 公式サイトでは再交渉に関する記述はありません。

2.オーディオ御三家が高く売れる理由

上記にて、国産オーディオ御三家を高く買取ってくれる可能性のあるお店を5店舗を紹介しましたが、もちろん、探せばこの5店舗以外にも高く買取るお店はあります。というのも、実はオーディオ御三家の価値を知る買取店舗なら、オーディオ御三家のオーディオはどこでも高額で買い取ってくれます。

では、オーディオ御三家の価値とはなんでしょう。なぜオーディオ御三家は高く売れるのでしょう。この章では、なぜオーディオ御三家が高く売れるのか、その理由について解説します。

2-1.オーディオ御三家とは

70年代〜80年代にかけて、多くの日本企業はオーディオを手掛けていました。松下電器(テクニクス)、三菱(ダイアトーン)、日立(ローディ)、東芝(オーレックス)、三洋電機(オットー)。他にもまだありましたが、その中でも群を抜いて人気のあったオーディオメーカーが、「サン・トリ・パイ」と呼ばれたSANSUI・TRIO・PIONEERの国産オーディオ御三家です。昭和の頃には誰もが憧れたオーディオメーカーでした。

しかし、残念ながら今は、そのいずれも高級オーディオメーカーとしては残っていません。ただ、それゆえにオーディオ御三家のオーディオは、機種によってはマニアから絶大な支持を得ており、非常に高額で取引されています。

2-2.SANSUIが高く売れる理由

SANSUIは、1960年代から1970年代にかけて、日本における有数の総合オーディオメーカー「山水電気」が展開していたオーディオブランドです。

始まりは、1944年の「山水電気製作所」。創業者は菊池幸作で、彼は山水電気という社名を社是の中で「山のごとき不動の理念と水の如き潜在の力」と表現しています。

初期のSANSUIはアンプ用パーツの製造が中心で、中でもトランスは自作派の間で優秀だと注目を集めていました。そして1954年、初の自社製セパレートアンプを世に送り出すと、それ以来、アンプ群で一世を風靡。「アンプの山水」「プリメインアンプといえば山水」とまで言われるようになります。

当時は売上も順調に伸ばしており、年間売上高の最高は、1984年10月期の525億5200万円。その際は東証一部上場企業でしたが、それをピークに経営は悪化の一途をたどります。

1989年に英国PPI(ポリーペック・インターナショナル)の出資を受け傘下となりますが、翌年にPPIが破綻。そこで1991年、香港セミテックの傘下に入るものの、1999年にはそのセミテックも破綻。続いて香港の嘉域集團有限公司(英語版)(ザ・グランデ・ホールディングズ・リミテッド)から財政支援を受けますが、2011年、今度は親会社の嘉域集團有限公司が事実上の倒産状態に陥り、山水電気の資金繰りも悪化。そして2014年、サンスイはいよいよ破産してしまいます。

ただ、2012年より、ドウシシャが「SANSUI」ブランドを使用していますから、そのブランド名だけは生き残っています。

そんなSANSUIですが、今なお高く売れる理由は大きく二つあります。一つは、やはり今は手に入らない希少さ。そして2つ目は、やはりそのクオリティの高さです。

特に1964年発表のプリメインアンプ「AUシリーズ」は現在でも語り草となっており、その中でも「07」シリーズは名機の中の名機と評判です。

2-2-1.AU-07シリーズ

07シリーズの記念すべき初号期は、1976年発売のAU-707、AU-607の2機種です。「オーディオの本質を見極めた斬新な回路が新しい音を生む」という開発テーマのもと、物理特性を追求して開発されました。当時の最上位機は707で、
①入力回路やNFB段にコンデンサーを使わないDCアンプの出力段
②DC~200kHz超ワイドレンジの特性を実現
③巨大な電源部 
という特徴を備え、販売価格は¥93,800でした。

その2年後の1978年には、AUシリーズの最上位、Dシリーズ「AU-D907」が登場します。DシリーズDはダイヤモンド差動回路」のイニシャルです。「ゼロTIMへの挑戦」をテーマ開発され、差動増幅回路2組をシンメトリカルに配し,それぞれを対称の入力信号で駆動させるという、強力なドライブ能力を持った差動回路構成です。

これ以降も07シリーズはいくつか開発され、今なお高い人気を誇ります。

2-2-2.「SANSUIの双璧」とも呼ばれる2機種

07シリーズの中でも、1994年発売の「AU-α907LIMITED」と、1996年発表の20周年記念モデル「AU-07ANNIVERSARY MODEL」は、「SANSUIのプリメインアンプの双璧」という呼ぶ人もいるほど高い人気のある機種です。

AU-α907LIMITEDは、同1994年に発売されたAU-α907XRのリミテッドモデルです。回路、機構、パーツのいずれにも偏向せず、全てを練り上げて作られており、AU-D907LIMITED、AU-α907iMOS LIMITEDに続く3、リミテッド3代目のプリメインアンプです。

AU-07ANNIVERSARY MODELは、07シリーズ誕生20年を記念して発売されたモデルです。伝統のバランスアンプ回路として,動作時に発生する伝送・増幅過程での動的歪をゼロにするために開発されたAdvanced Hyper α-Xバランス回路を搭載し、高級セパレートアンプでもあまり例を見ないテフロン基板が採用されています。

2-3.TRIO(ケンウッド)が高く売れる理由

TRIOの海の親は、長野県駒ヶ根市にあった有限会社春日無線電機商会です。当初はラジオ受信機の部品製造会社として、高周波コイルを製造していました。

この技術を活かし、のちに「チューナーのTRIO」と呼ばれるわけですが、その誕生は商標をTRIOとした1947年。社名がトリオ株式会社(日本国内販売会社はトリオ商事株式会社)となったのは1960年です。

TRIOの名称は、「親族による経営(春日仲一・弟の二郎・叔父の久夫の3名)が三重奏のように調和するように」との願いが由来となっています(が、創立者の春日兄弟は、1972年、社内クーデターにより社を追われ、二人でアキュフェーズを設立しています)。

TRIOは国内販売で実績が出るようになると、海外にも目を向けます。しかし、アメリカ事務所を設置した際、すでに「TRIO」は商標登録されていたため、ブランド名の変更を余儀なくされます。そこで新たに考案されたのが「KENWOOD」でした。憧れ的なよいイメージのあるハリウッドの「WOOD」に、語のつながりがよく高級感がある「KEN」を合わせて「KENWOOD」となったと言われています。

それ以降も、日本では「TRIO」ブランドのみが使用されていました。しかし、1979年に最高級オーディオ製品のLシリーズが導入された際、その専用ブランドとして「KENWOOD」を採用。その後、実験的にミニコンポやステレオの同一製品を「TRIO」「KENWOOD」両ブランドで並行販売したところ、「KENWOOD」ブランドばかりが売れたため、1981年にコーポレートブランドとして「KENWOOD」に統一。一部製品に「TRIO」を残りましたが、ブランドは「KENWOOD」として統一されました。さらに、1986年6月には社名も株式会社ケンウッドに変更され、全ての製品が「KENWOOD」となりました。

現在はJVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社に合併吸収され、法人としてのケンウッドはありませんが、ブランド名としては残っています。

TRIOの名を冠したチューナーやアンプは根強いファンが多く、高値がつく傾向にあります。

2-4.パイオニアが高く売れる理由

「いつか自分の手で、純国産のスピーカーを作りたい」

アメリカ製のダイナミックスピーカーの音に触発され、1937年、パイオニアの創業者・松本望が初の純国産ダイナミックスピーカー「A-8」を自らの手で開発したことより、パイオニアの歴史は始まりました。「パイオニア(PIONEER)」は、そのスピーカーの商標でした。

そして、翌1938年、松本望は福音商会電機製作所を設立、販売を開始し、1961年に商標の「パイオニア」を社名に変更しました。

その後、パイオニアは世界初のセパレート型ステレオを発売し、オーディオブーム全盛の頃には「スピーカーのパイオニア」と親しまれました。

しかし、2010年代以降、ホームオーディオを含むAV事業は販売不振に見舞われ、当該事業は2015年に同社の全株式はオンキヨー(2代目法人、後のオンキヨーホームエンターテイメント)に譲渡されます。が、そのオンキヨーも経営破綻し、現在は香港の企業再生ファンドのファンドであるベアリング・プライベート・エクイティ・アジア(BPEA)の傘下に入り、2019年に完全子会社化されています。

オーディオ全盛期にオーディオの花形であるスピーカーを得意とし、「スピーカーのパイオニア」とまで呼ばれたこともあって、パイオニアは高額取引されている名機がいくつもあります。

3.まとめ

この記事では、高級オーディオ「オーディオ御三家」の買取店おすすめ5店を紹介いたしました。

オーディオ買取屋、買取王子、オーディオ高く売れるドットコム、バイセル、ニーゴ・リユース。

この5つのお店はどれもオーディオ専門家がオーディオを査定、あるいはオーディオに精通したスタッフが査定していますから、きっと高級オーディオである「オーディオ御三家」も高額買取をしてくれるはずです。

ただ、経営者が異なれば、そのサービスも異なります。そこで、一目であなたぴったりのオーディオ買取店がわかるよう、以下にそれぞれのお店の特徴をまとめました。どの買取店があなたに最適なのか。ぜひ参考にしてください。

オーディオ買取屋
店主はオーディオブームを経験している技術屋一筋オーディオ専門家。高額買取+安心感をお求めの方には特にオススメです。

買取王子
ポイント制度が充実しており、そのポイントを使って「買取王子販売サイト」で買い物もできます。リピートの予定がある方には特にお勧めです。

オーディオ高く売れるドットコム
姉妹店が存在し、オーディオ以外も買取っています。オーディオ以外にも売りたいものがある人には特にオススメです。

バイセル
一部上場企業です。また、実店舗も10店舗(宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府)にあります。毛皮やお酒も買い取ってもらえるので、複数のジャンルの買取を希望の方にお勧めです。

ニーゴ・リユース
楽器・カメラ・オーディオの専門買取店です。本社が北海道にあるので、北海道の方はまずはチェックすべきでしょう。

なお、オーディオ御三家のSUNSUIには次のような品番があります。
*一例であって、全てではありません。また、ここに記載がないからといって、高値のつかないオーディオ御三家のSANSUI製品、というわけではありません。

ただ、もし該当する品番がありましたら、決して捨てたりせず、上記のようなオーディオ買取専門家に相談してみましょう。

【SUNSUI型番一覧】
A-1150 A-3000 A-3N A-5000 A-5001 A-505 A-515 A-7000 A-7001 A-909 A-919 A-950 A-AL77 AL7 AL77 AL9 AL99 A-M50 A-M55 A-M7 A-M70 A-M77 A-M800 A-M9 A-M90 APS-1000 APS-1200 APS-1200M APS-1400M APS-2600 APS-430 AS11 AS33 AT-10 AT-15 AT-20 AT-212 AT-700 AT-F1 AU-07 Anniversary AU-107Ⅱ AU-1100 AU-11000 AU-111 AU-111vintage1999 AU-1500 AU-2000 AU-20000 AU-205 AU-207 AU-207Ⅱ AU-22 AU-222 AU-303R AU-307 AU-307Ⅱ AU-307R AU-33 AU-3300 AU-3300 AU-3500 AU-405 AU-505RX AU-507 AU-507i AU-517 AU-5500 AU-555 AU-555A AU-5900 AU-607 AU-6500 AU-666 AU-6900 AU-70 AU-707 AU-7500G AU-777 AU-777D AU-777DG AU-7900 AU-8500 AU-888 AU-907 AU-9500 AU-9900 AU-999 AU-D507X AU-D55F AU-D607 AU-D607F AU-D607F EXTRA AU-D607G AU-D607G EXTRA AU-D607X AU-D607X DECADE AU-D7 AU-D707 AU-D707F AU-D707F EXTRA AU-D707G AU-D707G EXTRA
AU-D707X AU-D707XDECADE AU-D907 AU-D907 LIMITED AU-D907F AU-D907FEXTRA AU-D907G AU-D907G EXTRA AU-D907LIMITED AU-D907X AU-D907X DECADE AU-V7000 AU-V7500B AU-V7500G AU-V8800DSP AU-X1 AU-X11 AU-X1111MOSVINTAGE AU-X111MOSVINTAGE AU-α117K AU-α205 AU-α305R AU-α305RX AU-α307 AU-α317 AU-α317K AU-α405 AU-α505RX AU-α507 AU-α507i AU-α507MRV AU-α507NRA AU-α507R AU-α507R AU-α507XR AU-α555VS AU-α607 AU-α607 EXTRA AU-α607 XR AU-α607.L EXTRA AU-α607DR AU-α607EXTERA AU-α607i AU-α607KX AU-α607KX AU-α607MOS LIMITED AU-α607MOS PREMIUM AU-α607MR AU-α607MR AU-α607NRA AU-α607NRAⅡ AU-α607XR AU-α707 AU-α707 DR AU-α707 DR AU-α707 EXTRA AU-α707 KX AU-α707 MR AU-α707 MR AU-α707 NRA AU-α707 NRA AU-α707 XR AU-α707.EXTRA AU-α707Ⅰ AU-α707L AU-α707L EXTERA AU-α777 DG AU-α907 AU-α907 I MOS LIMITED AU-α907 LIMITED AU-α907 MR AU-α907 DR AU-α907 EXTRA AU-α907 KX AU-α907 L EXTRA AU-α907 NRA AU-α907 XR AU-α907i AU-α999 DG AV-5000 AV-5900 AV-7000 AV-7700 AV-8800DSP AV-9500DSP AVP-700XR AVP-900XR AVP-X9 AV-X99 AV-Z7 B-209 B-2102 B-2102MOS VINTAGE B-2103MOSVINTAGE B-2201 B-2201L B-2301 B-2301L B-2302 B-77 BA-100 BA-2000 BA-3000 BA-303 BA-5000 BA-60 BA-F1 C-2105VINTAGE C-2301 C-2301VINTAGE C-2302 C-2302P C-2302VINTAGE C3MD C5MD C7MD CA-2000 CA-3000 CA-303 CA-F1 CD-10 CD5N CD7N CD-AL205 CD-AL305 CD-AL317 CD-AL317EX CD-AL507 CD-AL507i CD-AL607 CD-AL607DEXT CD-AL607i CD-AL617 CD-AL617DR CD-AL717 EXTRA CD-AL717D EXTRA CD-AL917XR CD-M505 CD-P700 CD-α317 CD-α317EX CD-α317R CD-α507 CD-α607 CD-α607i CD-α607DR CD-α617D EXTRA CD-α717D EXTRA CD-α717D LIMITED CD-α717DR CD-α907 CD-α907i CD-α917XR CP-A4 E300 E500 E700 E710 E77D E910 FR-2060 FR-2080 FR-4060 FR-D4 FR-D40 FR-D45 FR-D45A FR-D4K FR-D50 FR-D55 FR-D55A FR-Q5 MD-α507 MS60 MS90SC PA-100 PA-70CE PC-V1000 PCV-500 PC-V500 PCV-750 PC-V750 PC-X11 PD-14M P-D30 SAX-100 SAX-1000 SAX-1000X SAX-150 SAX-200 SAX-300 SAX-350D SAX-400 SAX-600 SC-1 SC-22S SC-3 SC-33 SC-33S SC-55 SC-7 SC-77 SC-A33 SC-D55 SC-D77 SE-8 SE-80 SE-88 SE-9 SE-99 SE-M1 SE-M100 SEVEN SP/LE8T SP-100 SP-1000 SP-1000L SP-1000R SP-1005 SP-100i SP-100iEX SP-2002 SP-2005 SPENDOR S1 SPENDOR sp-1/3 SR-2020 SR-2050 SR-4040 SR-525 SR-535 SR-636 SR-717 SR-838 SR-929 SV-L15P TAC-505 TU-107Ⅱ TU-1500 TU-2000 TU-207 TU-207Ⅱ TU-307 TU-307Ⅱ TU-517XR TU-5500 TU-555 TU-5900 TU-666 TU-70 TU-707 TU-7500 TU-7700 TU-777 TU-7900 TU-888 TU-9500 TU-9900 TU-999 TU-AL307 TU-AL517XR TU-AL707i TU-AL707R TU-D607 TU-D707 TU-S507X TU-S607 TU-S607EXTRA TU-S707X TU-S707XDECADE TU-X1 TU-α307 TU-α517XR TU-α707 TU-α707 EXTRA TU-α707i TU-α707R VS-α607 VS-α607i XR-Q5 XR-Q7 XR-Q7Ⅱ XR-Q9 10MH 11CD・R 33CD-R 55CD・R 661 STEREO RECEIVER 700CD・R 700CD-R 700Di 700Vi 700XD 700XR 700XR 900XD 900XR 900XV 9MH